SF作品より現実世界の方がSF  2021年8月29日(日)

 

今日は日曜日です。朝からキアゲハが7匹も一斉に蛹から羽化しました。羽も無事広がりました。飼育ケースからそっと取り出し庭の花に止まらせると、しばらく花につかまって風に揺られていて、気に入った時を見計らって飛び立っていきました。チョウは、必ず朝に羽化します。また、雨の日ではなく、晴れの日が続いている時に羽化をするようです。蛹でも、明るさや湿度などを感知して、よい羽化の日を選んでいるように感じました。

 

 昨日作成した、敬老の日の祝品であるお赤飯の名簿を基に、今日は「曽呂利」へ、個数確定の電話を入れました。自治会29個、老人会53個、合計82個を注文しました。領収証を分けて書いてもらうように伝えました。9月20日の朝9時30分には、我が家に納品してもらって、10時から各班長さんに、配布してもらう予定を立てていることを伝えました。やっと登山で言うところの8合目まで、到着した感じです。お茶は、来週火曜日に、大阪市立中央図書館の帰りに難波の「つぼ市」に寄って予約をして、その2週間後の図書館の帰りに買って帰ると大丈夫です。頂上が見えてきた感じです。

 

 時々SF文庫を読んでいるのですが、なかなか自分の興味に合ったものに巡り合いません。オカルト的なもの、心理的なものが混じってきて、宇宙関係、AI関係を中心テーマにしたものに巡り合うのがなかなか難しいなあと思います。今は、実際の世の中の最先端AI、ロボット、宇宙開発、遺伝子操作、温暖化問題、戦争の武器の開発、監視カメラのネットワークなどの話を聞いている方が、よっぽどSFの世界のように感じます。また、世界的なGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)などのネットワークも、もうまるでSFの世界のようです。自動車も、自動運転に向かってどんどん進んでいるようです。またガソリン車を無くして、電気や水素で走る車になるようです。私には、どちらも現実味がまったくないのですが、10年後、20年後には、先進国はそのようにすると宣言しているので、おそらく実現していくのでしょう。トラックも自動運転になり、高速道路は、工場から日本各地の配送センターのベルトコンベヤーの延長上の一部になっていくような感じになるのでしょう。

 教育も、黒板やホワイトボードが教室にない学校が現れています。先生は、自分のタブレットからプロジェクターを通して壁に板書を投影し、子ども達は、壁に投影された先生からの板書映像を見たり、自分のタブレット上で見たりと選択ができるようです。子ども達は、ノートを持たないでパソコン上で記録していき、クラウドに保存していくようです。手で書いた作品やレポートも、写真で撮って、タブレット上に記録しています。提出物もネットを通して先生に提出し、先生もネットを通して返却するようです。これは、現実の教育現場の話です。さらにこれから、テストもどんどんネット上で受けられるようになると思われます。現場の仕事を終えた定年後の自分の生活を考えても、手帳は手書きのものを使っているのですが、自治会の仕事や、教科書執筆などは全てパソコン上で行っています。年寄りでもそんな生活をしています。これからの未来の世の中を生きていく子ども達は、さらにネット上での学習が進むと思われます。学校へ行く日が、週に半分とか、午前中だけとか、極端に少なくなるかもしれません。