異常気象による大災害が2年に一回は起こる  2021年8月19日(木)

 

 今日は、午前中ずっと雨が降っていました。先週の水曜日から降り始めた雨ですが、まだ雨が降る日が数日続くようです。

 今日は、あまりやる気が出なくて、だらだらとした生活になってしまいました。家の掃除も進まないし、写真のブログアップも進まないし、いい調子ではありませんでした。大阪は、コロナ感染が2500人近くまで増えて、とっても大変な状況になってきました。子ども達への感染もあちこちで報告されるようになり、全国各地の保育所や塾や子ども預かりの施設で、クラスターが起こっているようです。来週から夏休みも終わり、小、中学校の授業も始まりますが、これから学級閉鎖、学校閉鎖なども起こってきそうな感じがします。パソコンを使ったリモート学習ができるように、真剣に準備を進めないといけないような状況です。   

 

「異常気象拍車 災害相次ぐ 気温上昇「人が原因」断定」という新聞記事を見ました。

〇国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が報告書

〇産業革命以降、世界の平均気温の上昇幅が今後20年以内に1.5度に達する。

〇世界各国で頻発する熱波や豪雨、干ばつの被害は、対策が遅れるほど拡大する。

〇人間の活動が地球温暖化を引き起こしていることは、「疑う余地がない」と断定。

〇気温上昇が本格化する以前の1850〜1900年に「10年に1回」しか起きなかった極端な高温は、現状では2.8回に増えている。産業革命以降の気温の上昇幅が1.5度になると4.1回、4度になると9.4回(ほぼ毎年)に増える。

〇グリーンランドを覆う氷床や氷河が解けたり、崩れたりして、今世紀減り続けるのは確実。南極大陸でも減り続ける可能性は高い。気温の上昇を1.5度前後に抑えても、今世紀末には平均海面水位の上昇は55㎝、2150年までには最大86㎝に達する。氷床、氷河の減少や海面上昇は、影響がゆっくり長期に渡って表れる。

〇パリ協定は、産業革命以降の気温の上昇を2度未満、できれば1.5度にとどめる目標を掲げている。しかし、過去10年の平均ではすでに1.1度上昇している。現状と同じ二酸化炭素排出が続くと、10年前後で限界に達する。

〇21〜40年の間に1.5度に達するが、2050年頃に排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を実現する想定では、今世紀末に1.4度に戻る可能性もある。

〇50年にカーボンニュートラルを宣言した国は、日本やアメリカ、欧州先進国を含む120か国・地域に拡大しているが、最大排出国の中国に加えて、インドやロシアのような主要排出国は足並みをそろえていない。

 

 1.5度以内を目標としているようなので、これから異常気象、また、これまで考えられないような災害が、2年に一度は起こるということが確実のようです。災害との闘いが、これから続きます。大きな災害がたびたび起こると、社会生活が疲弊していくのでしょう。困ったことです。