カラスアゲハが羽化した  2021年6月27日(日)

 

今日は、朝からカラスアゲハが羽化しました。玄関前のヘンルーダの木にいた幼虫を、大事に育ててきて蛹になっていたものです。ナガサキアゲハだと思って育てていた幼虫でしたが、羽化したチョウを図鑑で調べるとカラスアゲハでした。ちょっと感激です。もう一匹、カラスアゲハの蛹がいます。こちらも、近く羽化すると思います。こぎつね研究室を玄関内に作って、よかったなと思います。植木鉢に植えているパセリには、キアゲハの幼虫が3匹育っています。大きくなってきました。ツマグロヒョウモンも、今朝2匹、羽化しました。毎日2~4匹ずつ羽化しています。家の花壇のスミレの葉に止まらせてから、飛び立つようにしています。スミレの場所を知らせておくと、もしかしたら再び卵を産みに戻ってくるのではないかと考えています。ハチや鳥やカマキリにやられないように、幼虫は、玄関内のこぎつね研究室で育てています。玄関の中に、飼育の拠点を作ってよかったなと思います。

 ご近所の、老人会の会長が昨日お亡くなりになりました。息子さんが、連絡をくださいました。まったくお元気な方だったので、びっくりしました。昨日の夕方、救急車が来ていたので、その時のことだったようです。連絡を受けた後、自治会内の主だった方に連絡をしたり、訃報の回覧板を作って班長宅に配布したり、朝から多くの作業をしました。

 午後1時からは、連合自治会の、本年度第一回目の福祉委員会の会合がありました。福祉委員の仕事は、自分の自治会内の気になるご家庭を訪問して、お話を聞くようにしてほしいということです。自分の自治会では、会長が兼任することになっています。一番、向いていない活動なので、困っています。この福祉委員会で、かつて堺市の小学校にいた頃、アメリカのサンフランシスコへ教育海外視察に行った時の団長だった校長先生と会うことができました。もう30年も前のことです。UCLAの大学を見学したり、小学校や高等学校の授業を見学したりしました。現地の学校の先生方との交流もしました。自然観察では、グランドキャニオンに行けたことは、最高でした。校長先生も、私のことを覚えてくださっていました。

 午前中、忙しく自治会の活動をして、午後から連合自治会の会合に参加したので、一日のエネルギーを使い切ってしまいました。歩きに出ることもできずに、今日は一日終わってしまいました。

 夕方は、本を読んで過ごしました。『年刊日本SF傑作選 極光星群』を、読み進めました。12人の方の短編集です。最初の1ページを読んで、気に入ったものを読み進めることにしました。だいたい一つ飛ばしぐらいで読んでいます。後半には、瀬名秀明さんの作品も載っているので、早くそこまで読みたいと思っています。最近は、物語を殆ど読んでいないので、少し新鮮です。最近の読書は、自然科学の本、教育の本、さんぽ・旅行の本、読書論・書評などの本が中心なのですが、物語もいいものだなと思います。かつて、村上春樹さんの本は、ほぼ読んでいるのですが、村上さんの本は、読み始めると途中で終えられなくなります。買ってくると、食事中も、お風呂の中も、ずっと読み続けるというような状況になってしまいました。素晴らしい物語の本は、そんな、引き込んでいく力を持っています。