公園の花の植え替えをする  2021年6月24日(木)

 

毎日、朝は取り敢えず元気です。元気な間に、昨日買ってきた9株の花の苗を公園のプランターに植えました。枯れかけているビオラを抜き取って、そのあいた所に苗を植えるのですが、ビオラは、家から空の植木鉢を持って行き、そこに植え替えるようにしました。こぎつね研究室でたくさんツマグロヒョウモンの幼虫を飼っているので、そのエサが必要だからです。今日、公園のプランターの植え替えをしている時にも、ツマグロヒョウモンの幼虫を3匹見つけました。それも、こぎつね研究室に連れて帰りました。現在30匹ほど幼虫や蛹がいるので、まるで昆虫館のようです。毎日、数匹羽化して、こぎつね研究室から飛び立って行きます。

 公園の花の世話をするとき、今日は、長ズボン長そでのいでたちで、サンダルではなく靴をはいて準備をすると、蚊に刺されないで済みました。これからは、この格好で行くようにします。蚊はいろいろな感染症の細菌を持っているので、できるだけ刺されないようにしなければいけません。

公園で花の世話をしている時、昨日メダカをあげた3年生が、登校途中公園に立ち寄って、話しかけてきました。「昨日のメダカは、大きな水槽に、今日入れたらいいの。」と聞いてきました。まだ、入れていないようです。「水道水に直ぐに入れると、生き物は弱る。」と昨日伝えていたことをよく覚えていたようです。「そう、昨日のメダカの入っている水も一緒にいれるといいよ。」と、答えました。今日は、公園で話をした時、「理科の教科書持っている? ちょっと見せて。」と、ランドセルから出してもらいました。そして、「教科書のここに、名前が載っているでしょ。私は、この教科書を書いている人なので、ここの名前、覚えておいて、先生や家の人に伝えてね。」と、話をしました。ノーベル賞受賞者の大隅先生の写真も、3年生の理科の教科書に載っているので、「この博士は、知り合いの人だよ。」とも、伝えました。子どもに親しく話しかける不審者と思われるといけないので、教科書の筆者であることを、先生や母に伝えるように言いました。

 花の植え替えをしていて、遅くなってしまったのですが、9時30分頃から、歩きに出ることにしました。今日は、遊歩(106) 家~長居公園~博物館・植物園~長居駅 を歩きました。

大阪自然史博物館では、『大阪アンダーグラウンド展』(令和3年4月24日~6月20日)と『世界一変な火山展』(令和3年4月24日~5月30日)を見ました。どちらも、コロナ感染拡大で、展示したのに見てもらえない期間の展示となり、緊急事態宣言が終わった6月21日から1週間だけ展示を延長して見てもらえるようにしていました。私はもともと、大学で地学、火山の研究をしていたので、興味のある展示でした。特に、世界一変な火山展は、どこの火山の紹介なのか知りませんでした。「世界遺産・北海道知床にある知床硫黄山は、大量の溶融硫黄を噴出する世界的にもとても珍しい火山として知られています。1936年の噴火では10万トンを超す硫黄が噴出し、海岸まで大量の硫黄が流れ込みました。大阪市立自然史博物館外来研究員の山本睦徳(やまもとむつのり)さんは、この知床硫黄山の研究のほとんどを1人で行い、その地質や硫黄噴火メカニズムを明らかにしてきました。その成果は学会や論文で発表すると共に、2018年には「世界一変な火山 知床硫黄山ひとり探査記」(サンライズ出版)として書籍にまとめられました。このテーマ展示では、山本さんの研究成果や1936年の噴火の資料をもとに、1936年に噴出した硫黄標本や知床硫黄山の復元模型、多くの写真や図を展示し、「世界一変な火山」の知床硫黄山の全貌を紹介します。」と紹介文がありました。手作り模型の展示がよかったと思いました。また、会場で流れている現地の映像解説は英語でされていたのですが、火山、地質関係の言葉ばかりなので、多くを聞き取ることができました。地質関係の英文なら、少しだけ理解できるので、さらに英語の勉強もしたいなと思いました。

 

二つの特別展を見てから、植物園を一周して、ジャカランダ、バラ、ヘメロカリス、ダリア、アジサイなどを見て、長居駅から電車で帰りました。午後2時頃家に戻りました。