STEAM教育について 2021年3月1日(月)
3月1日は、60号目の山河遊歩となりました。区切りの時に、区切りのよい番号がくると気分がいいです。今日は月曜日なので1週間も始まります。子ども達は、公園の前で集合して学校に行きました。スケジュールノートも、月曜日始まりなので、新しいページとなります。月も変わるので、新しい3月のページとなります。あちこちにあるカレンダーをめくらなければいけません。
今日は、昼前から羽曳野市にある道の駅しらとりに野菜を買いに行きました。帰ってから昼食を作りました。昼食は、焼き飯か、焼きそば、牛丼ぐらいは、作るようになりました。野菜鍋は得意です。蒸し器を使った野菜料理も簡単です。なんでもガラスの蒸し器に入れるだけです。焼き飯は時々、オムライスにします。
3時過ぎから歩きに出ました。遊歩(39) 家~あびこ大橋~大和川北側河川敷~あびこ前駅 のコースを歩きました。今日は、体が何となくしんどくてさっさと歩けません。7.7㎞のフィールドワークにしました。しんどい日は、新しい生き物の記録があまりできません。気力が出ないと、花や虫が目に入って来ないのだと思います。唯一、大和川の堤防沿いでハナニラが咲いているのを見つけました。大和川河川敷では初めて撮影する植物です。
◆STEAM教育について新聞に出ていました。まだよくわからない言葉です。生活の中でも、多様なカードや、自動支払い、ポイントカード、銀行カードなど、あらゆるところが自動化されてきています。統一規格はありません。氾濫しているというのが現状のように思います。教育現場も、今年はデジタル教育元年だと思います。子ども達がやっと、一人一台パソコンを持つことになりました。パソコンは、デジタル的な記録、デジタル資料の活用、プログラムの仕組みの学習、表現や通信としての道具として、今の教室の学習で多面的な活用が進められなければならないと思います。
STEAMとは、「サイエンス(Science/科学)、テクノロジー(Technology/技術)、エンジニアリング(Engineering/工学)、アート(Art/芸術)、マセマティックス(Mathematics/数学)の頭文字を取った造語。児童生徒が数学・科学の基礎を身につけた上で、技術や工学を応用して、問題に取り組む「STEM(ステム)」にアートの感覚、具体的にはデザインの原則を用いたり、想像力に富み、創造的な手法を活用したりすることによる問題解決を奨励すること。このために必要な能力を統合的に学習することが「STEAM教育」である。2018年6月に文部科学省と経済産業省が今後の教育方針について報告書・提言書を公開、そこにはSTEAM教育の必要性について記載されている。両省が掲げる方針で共通している方向性は、AI(人工知能)やIoT (モノのインターネット) が発達する社会は単に現在の延長線ではない。したがって、与えられた仕事をこなすだけでなく、異分野をつなげる力や新たな物事にチャレンジする能力が必要である、というもの。
そのための手法として、STEAM教育を掲げている。学習内容はSTEAM教育に重点を置くとしながらも、知識の習得や基本的な計算などの基礎学力を身につけた上で、問題解決能力や、想像力・創造力を高めることをテーマとする。文理分けはせず両方やる必要があるとする。学び方は一斉一律から脱却し、個別化し、EdTech(Education(教育)とTechnology(科学技術)を組み合わせた造語)を活用することでエビデンスを取り、改善につなげる。18年には都内でタグラグビーを数学で疑似シミュレーションする「数学×スポーツ」、名曲をデータ解析する「音楽×数学」などSTEAMの狙いを掲げたプロジェクトが実施された。STEAM教育を実践する環境については、同じ学年の児童・生徒が同じ時間に同じ教室に集まる必要はなく、学校である必要さえないかもしれず、児童・生徒に「学び、考えることを促す」人は教員に限らず、そのためには専門家を招くこともある。その場合、教員の役割は教えるのではなく、学びの場をプロデュースして講師と生徒をコーディネートするなどの役割を担うことになる。」
STEAM教育は、ある学問的な組織団体への、パソコン活用教育の囲い込みのような感じがしています。新しい横文字の言葉(自分達だけが共通理解している造語)を多用していて、読んでいて理解できません。あまり新しい教育運動を作っても、今回のパソコンを使った教育が一部の人達の活動になってしまいそうです。もっと自由に教室の中でパソコンを活用していくのでよいのではないかと考えます。「パソコンは、文具である」と言い切った方が、活用が広がります。世界を変えるための17の目標「SDGs」、リベラルアーツ、教養教育などとも関係しているようですが、まずは、今の教科の学習へ、いかにパソコンを上手に活用していくかを研究するとよいのではないかと思っています。