地球の温暖化が進む 2021年2月19日(金)
今日は、山河遊歩を書き始めて50号になりました。小学校の先生をしていた頃は、学年だよりや理科だよりを週に一回書いていたので、年間40号ぐらいでした。今は、毎日書いているので、その頃の約1年分を書いたことになります。いいペースで書き続けられています。
二日間続いた冬型気圧配置は崩れて、日本上空は、南からの移動性高気圧が覆うようになります。今日から数日は、春のような暖かい日が続くようです。ホッとします。今日の午前中は、母の病院の送り迎えがあります。8時過ぎに車で送って行き、終わったらまた迎えに行きます。理科の原稿を書きながら、送り迎えをしました。
午後からは、金岡公園を歩きに行きました。遊歩(31) 家~金岡公園~むか新~家 を歩きました。「むか新」(和菓子店)にロールケーキを買いに行ったということです。久しぶりに、金岡公園の中を通りました。金岡公園は運動公園なので、あまり自然が豊かにあるという感じではありませんが、サクラの木はたくさん植えられています。球技場、陸上競技場、体育館、プール、テニスコートなどがあります。プールは自分が子どもの頃からあったので、何度か来たことがありますが、それ以降は殆ど来たことがありません。入場料は、大人330円、子ども110円、65歳以上は大人料金の半額と書いていました。最近の8月は猛暑なので、避暑に来れるのではないかなと少し思ったりしました。自然観察には、やはり大泉緑地の方が断然いいことが分かりました。ツグミを見かけたので、写真を撮りました。
◆世界各国が、地球の温暖化をこれ以上進めてはいけないと、最近やっと気づき、取り組みを始めました。地球の気温を高めるのは、主に二酸化炭素、メタン、フロンです。フロンについては、必ず回収しなければいけないという罰則までついた法律が施行されています。二酸化炭素については、石炭、石油、天然ガスなどのエネルギーに頼らないで、太陽光、風力、地熱などからエネルギーを得て発電するような取り組みが進められつつあります。石炭、石油などは、これまでの生物が地球上の炭素を地中に溜め込んできているものです。何億年もかけて溜め込んだ炭素分を、100年程の間に掘り出して燃やしてしまうことで、空気中の二酸化炭素がどんどん増えてきています。我々が子どもの頃は300ppmだった空気中の二酸化炭素が、最近では400ppmに増えています。50年で100ppmも増えています。21世紀終わりごろには550ppmになり、平均気温が6℃ほど上がると考えられています。気温が上がることで、今恐れられていることは、永久凍土が溶けてきていて、地中のメタンが一気に空気中に排出されることでさらに温暖化を進めるガスが増えることです。また、二酸化炭素が水に溶け込むことで水が酸性化して、石灰岩やさんごなどが溶けて二酸化炭素をさらに排出することも考えられます。温暖化がもう止められない地球のサイクルに入ってしまっているのではないかとも懸念されています。高温化により環境の変化が進み、異常気象と言われる激しい気候変化に見舞われることも増えてきました。氷河が溶ける、大雨、巨大台風、干ばつ、異常高温など、これまで経験したことのない気象現象が、毎年のように起こっています。もっと、理科や社会の教科書に、この事実を書かなければいけないと思います。