ダイサギ・チュウサギ・コサギの違い  2021年1月30日(土)

 

 朝からいい天気です。風は、昨日よりは収まってきているのですが、まだ少し吹いています。最高気温は9℃まで上がりましたが、風は冷たく寒さを感じました。

 今日は、次のコースを歩きました。遊歩(19) 浅香山駅~遠里小野橋~大和川南側堤防~狭間川~家 先ず中百舌鳥駅から浅香山駅まで南海高野線に乗り、浅香山駅から大和川沿いを歩いて、JR浅香駅の横を通り、狭間川沿いに家へと帰りました。

今日も、大和川堤防で、ツグミの写真を撮りました。狭間川は、汚れた水が流れている川ですが、コガモとカルガモがいつもいます。今日、歩いている時、エサをやりながらお散歩している人を見かけたので、あまりきれいな川ではないのですが棲みついている理由が分かりました。

 

草森紳一『本の読み方』河出書房新社2009年 を読みました。文学者の書いた本は、言葉が生きています。日頃、理科系の本ばかりを読んでいると、文学の面白さ、言葉の素晴らしさをつい忘れてしまっています。時々、日本語の表現を守り育てている人の本を読むようにしないといけないなと思いました。この『本の読み方』は、いろいろな人がどのような姿で、本を読んでいるのかについて書いていました。読書論ではありません。街の中で、生活の中で、なにげない恰好で本を読みふけっている姿を、美しいと思わせるエッセイでした。

サギの仲間の識別について『山渓カラー名鑑 日本の野鳥』から書き出してみます。

ダイサギ

 くちばしと首がひときわ長い大きなシラサギ類。

 冬は大部分が南方へ移動する。また体の大きい別亜種が冬鳥として飛来し、本州以南で越冬する。

 川、池、干潟などで生活し、水の中をゆっくり歩いてエサを探す。

 コサギよりは足が長いので、より深い水の中を餌場として利用する。

 夏羽のくちばしは黒く、目先は緑青色。冬鳥では、くちばしは黄色い。

チュウサギ

 短めの嘴をした、中形のシラサギ類。

 日本には夏鳥として普通に渡来し、各地で繁殖する。

 水田や湿地で生活し、川の流れの中や、干潟に出ることは少ない。

 夏羽では、くちばしは黒く目先は黄色い。冬羽では、くちばしは黄色く先が黒いことが多い。

 くちばしの長さは、コサギよりも短い。

コサギ

 一年中くちばしが黒く、足指が黄色いシラサギ類。

 日本各地に留鳥として繁殖。最近分布を広げる傾向にある。

 川、池、水田、干潟などの水辺で広く生活する。海にも現れることがある。

 特徴は、黒いくちばしと、黄色い足指。