花鳥蟲石の記録を始める 2021年1月1日(金)
山河遊歩の第1号を書くために、今日は少し寒い日でしたが、1月1日から歩きに出かけました。
遊歩(1) 家~新金岡団地~大和川あびこ大橋~長居公園~西田辺~昭和町駅、へと歩きました。天王寺まで歩くと、人が多くなるので、一駅手前の昭和町駅から地下鉄に乗って帰えりました。地下鉄は空いていました。初日のスタートは、雨や雪の日でなくてよかったです。フィールドワークといっても、それほど自然があるコースではないのですが、一番歩き慣れたコースから歩き始めることができました。
◆今日の観察コースでは、昆虫や鳥は見ることなく、植物しか撮ることができませんでした。パチンコ店の前のサザンカが、綺麗に咲いていました。かなり長い期間、咲いています。トベラの赤い実もありました。新金岡団地の中を通る時は、ナンテンの実、クロガネモチの実の写真を撮りました。大和川を渡り大阪市に入ってから、ナンキンハゼの白い実、センダンの実の写真も撮りました。西田辺駅の近くでは、赤い実を付けた落葉した木がありました。実の大きさはヒメリンゴぐらいで、よく目立つのですが、木の名前が分かりません。よくないことに、今日撮影した写真は、ピンボケでした。先日、大泉緑地に行った時も、その実をつけた木をみているので、もう一度写真を撮って、図鑑で調べてみたいと思っています。花壇に植えられているパンジー、ビオラ、サクラソウ、キンギョソウ、ストックなどは、綺麗に花を咲かせているのですが、街の中で見られる野草は、今は殆ど花を付けていません。ハルノノゲシぐらいが、空き地の壁際で、元気に花を付けています。植物がきれいな花を咲かせて昆虫を呼び寄せているのは、小学校の理科の教科書でも取り上げているのですが、冬の木の実は鳥を呼び寄せて、鳥に食べてもらい種を運んでもらっていることは、教科書で取り上げていないように思いました。
◆夜のテレビ番組では、NHKスペシャル「三千万年の旅 列島誕生ジオ・ジャパン」を見ました。「●宝石のような絶景が、狭い国土にあふれる日本列島。世界に二つと無いたぐいまれな大地だ。その絶景には3千万年に及ぶ列島の誕生と成長のドラマが秘められている。2017年以来のシリーズ「列島誕生ジオ・ジャパン」の見せ場をギュッと1本に凝縮。珠玉の絶景と、最新科学に基づくタイムトラベルCGに、豪華新撮映像を加え描く日本列島全史の決定版。驚きに満ちた奇跡の歴史を味わい尽くす旅へ出かけよう。」と、紹介されていました。3000万年前、日本海が出来る様子は、これまでも紹介されてきていたのですが、今回は、紀伊半島にかつてあった大きなカルデラ噴火のこと、北アルプスの槍ヶ岳、穂高岳周辺のカルデラ噴火のことに関しては、初めて知る内容でした。昨年、潮岬のジオパーク資料館に行った時、紀伊半島南部のカルデラ噴火の事が紹介されていたのですがあまり良く分かりませんでしたが、今回の映像によって、具体的に理解することができました。この紀伊半島と同じようなカルデラ噴火は、桜島南部、足摺岬周辺、室戸岬周辺にも起こっていたということです。今回の番組では、瀬戸内海に沿って、広島周辺、播磨灘、大阪湾、琵琶湖周辺にも大きなカルデラ噴火がかつてあったことについては触れていませんでした。瀬戸内周辺の噴火と、太平洋沿岸の噴火との関係を、もう少し詳しく知りたいと思いました。
年賀状がたくさんきました。近年、とてもさぼり気味で、来た人に返事を書くようになってしまっています。年賀状を送るとなんとなくご迷惑かなと思ってしまって、来た人にだけ返事を書くような、失礼なことをしています。次年度の年賀状は早くから準備をして、手書きで頑張ろうと決心しました。少なくとも、今年来た人には、1月1日に着くように書きたいと思います。
12月に撮影して、まだ「こぎつねさんぽに出かけよう」のブログに掲載できていない写真が多く残っていたのですが、それらはしまい込んで、1月1日の「こぎつねさんぽ」のブログには、新年になってからの写真を掲載しました。区切りよく新年のブログを始められました。