気温4度の朝15㎞を歩く  2020年12月15日(火)

 

 今日は火曜日、大阪市立中央図書館に行く日です。朝5時に起きて、いつもの朝の通り、珈琲を淹れたり、新聞の整理をしたり、お茶を1ℓ作ったりしました。うさぎの「ぽんた」と少し遊んだりもしました。ぽんたは、足の周りをぐるぐる回るので、一緒にリビングをしばらく走ります。6時に朝食を取り、リュックに返却する本を入れ、お茶を水筒に入れて、カメラを持って6時45分に家を出ました。気温は4度です。手袋と耳当ても持ちました。

 歩き始めると、寒くて歩けないという程ではありません。真夏の35~38℃は、外に出るのも危険な状況ですが、0℃ぐらいならしっかり着こむと歩けそうです。1㎞ほど歩くと体が温まってきて、3㎞ほど進むと首元いっぱいまで閉めていた上着のジッパーを少し下げて、体温調節も必要になってきます。大和川を越える頃には、お茶も一口飲みました。日の出時刻は、6時57分なので、歩き始めてしばらくすると太陽が出てきました。気持ちのいいウォーキング日和となりました。

 大和川では、日の出の頃なのにコサギが川岸にじっと立っていました。カモたちや、カワウの姿は見えません。最近は、もう少し下流の遠里小野橋あたりにたくさん集まっていて、あびこ大橋のあたりにはいません。大阪市立中央図書館へ行くには、あびこ大橋から河川敷を遠里小野橋まで歩き、そこから熊野街道を北へと歩くこともできるのですが、日頃歩き慣れた御堂筋の方が近く感じるので、あびこ、長居、西田辺、昭和町、天王寺公園、通天閣の下、今宮戎神社、浪速公園、桜川駅、大阪市立中央図書館へと、いつもの道を15㎞歩きました。今日は、2時間40分で歩きました。

 今日は次のような本を借りました。

 

①矢崎理之他『日本の渡り鳥観察ガイド』文一総合出版2019年

②大貫茂『奈良の花ごよみ』じっぴコンパクト新書2010年

③日高敏隆『昆虫学ってなに?』青土社2013年

④阿部謹也・日高敏隆『新・学問のすすめ』青土社2014年

⑤齋藤孝『教養力 心を支え、背骨になる力』さくら舎2014年

 

 ①の『日本の渡り鳥観察ガイド』を早速見ました。専門的すぎて、また、鳥のことを知らなさ過ぎて、書いていることがあまり頭に入りません。おすすめ観察スポットが唯一参考になりました。

●関西平野のため池群・都市公園(大阪市・堺市)・・平野部に点在する多くのカモ類の越冬地で、11~4月がお薦め。池ごとに環境が違うため種構成がまったく異なり、宝探し感覚で見ていくと思いがけない鳥に出合えるかも。ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロなどが多いが、ツクシガモやアカハジロ、メジロガモ、アカハシハジロなどの記録もある。雑種も多い。

●大和川河口(大阪市・堺市)・・11~3月は水浴びや休息のために多くのカモメ類が訪れる。午後、特に潮位が低いときが狙い目。ユリカモメ、カモメ、セグロカモメが多く、タイミルセグロカモメの割合が高い。セグロカモメ約100羽に1羽の割合で、モンゴルセグロカモメも見られる。アメリカズグロカモメの記録もある。

●大阪南港野鳥園・・春は4月中旬~5月中旬、秋は9月下旬~11月上旬がよい。5月中旬にトウネンが多く、サルハマシギやキリアイも飛来する。秋はクサシギ属が多い。

●大阪城公園・・春は4月中旬~5月中旬、秋は9月中旬~10月下旬がよい。サンコウチュウ、ムシクイ類、マミジロ、クロツムギ、コマドリ、コルリ、キビタキ、オオルリ、サメビタキ類などが見られる。運がよければノゴマ、ムギマキ、ニシオジロビタキなども出現する。

 

 今回借りた本の返却は、お正月休みを挟むので3週間後となります。日高さんの本2冊も、全部しっかり読んで返却できそうです。