カワセミとクイナの写真を撮る 2020年12月7日(月)
二日続けて、10㎞越えを歩いていて少し疲れ気味でしたが、今日も、大泉緑地にカモを見に行きました。カモたちは見に行く度に数を増やしています。鳥インフルエンザも気になります。カモが運んでいるようです。日本各地で鳥インフルエンザの報告があり、養鶏場のニワトリが被害を受けています。どのようにカモから養鶏場のニワトリへと感染するのか、はっきりとした説明を聞いていないのですが、カモからカラスやスズメに感染して、それらの鳥からニワトリへと感染させているのでしょうか。まだ、身の回りで、カモや、スズメやカラスが大量に死んでいる様子が報告されていませんが、それらが多く見られるようになると、本当に大変な状況になるのかもしれません。人に感染して、重傷者をだすようなウイルスの変異が起こらないことを祈るばかりです。
今日は、いつも大泉緑地で鳥の観察をされている、大きなレンズを付けたカメラを並べている人達の仲間入りを少しだけさせてもらいました。カメラを持って歩いていると、「カワセミがいるよ。写真が撮れるよ。」と声をかけてもらいました。いつも鳥の写真を撮りに来られている人達は、500mmの望遠をつけているようです。もっと大きなレンズの人もいるのかもしれません。レンズにカメラが小さくついているような感じです。私は200mm望遠ですが、10枚ほど撮った中に、ピントがきちんと合っているカワセミの写真がいくつかありました。綺麗な鳥です。いつもカワセミを狙っている人は、池に飛び込む瞬間、魚をくわえている瞬間などを連写で撮っていますが、私はじっと止まっている所しか撮ることができませんでした。何時間も、何日も通い詰めて、カワセミの動きのあるベストショットを撮影しているようです。
少し移動すると、また、カメラを構えている人達がいました。そっと近づくと、「クイナがいるよ」と教えてもらいました。クイナって、どんな鳥なのか分からないのですが、懸命に狙っておられるということは、珍しい鳥なのだと思い、一緒に並んでで写真を撮りました。渡り鳥のようです。写っていました。
池の横には、サクラが咲いていました。ジュウガツザクラではなく、大きな花でした。ヒマラヤザクラと名札がついていました。そういえば、長居の植物園でも、ヒマラヤザクラを見たことがありました。ヒマラヤザクラに、メジロがたくさんきていました。メジロの写真も数枚撮ることができました。
池には、オオバンがたくさんいます。こんなにたくさんいたかなと思うほど数が増えてきているような気がします。オオバンはいつもいるように思っていたのですが、渡ってきているのでしょうか。調べてみました。「夏にはヨーロッパ、シベリア、朝鮮半島などで繁殖します。冬になると東南アジアやアラビア半島、サハラ砂漠などの温かい地域に渡来して冬を越えます。日本では九州で繁殖し、冬には本州の南で冬を越えます。日本では「冬鳥」もしくは「留鳥」として知られています。」とあるので、少し北の地方から渡ってきているようです。
オオバン以外にも、バン、マガモ、ヒドリガモ、カイツブリ、コサギ、アオサギなどが見られました。前回見た、オナガガモは、今回見た範囲ではいませんでした。大泉緑地のヒドリガモは、餌付けをされているのか、人が池に近づくと近づいてきます。餌を与える人が多くいるのでしょう。カメラを向けるだけなので、「なんだ、エサはくれないのか。写真だけかあ。」というように、岸から離れていきます。