コガモの識別が分かった  2020年11月19日(木)

 

 11月末なのに、とても暖かい日が続きます。最近は、豪雨は100年に一度の降水量、夏の猛暑も記録的な暑さと、ずっと言い続けてきているのですが、冬の暖かさも記録更新となってきています。異常気象が続くことにより、また多くの災害につながるのかもしれません。自然の生き物たちの生活も、冬にこのような暖かい日が続くと、リズムを乱しています。

「●記録的な暖かさ 京都は111年ぶりに記録更新・・きょう19日は、東北や近畿などで季節が戻ったような暖かさに。最高気温は25度を超えて、大阪市や京都市など統計開始来、最も遅い夏日(最高気温25度以上)となりました。きょう19日は、日本付近に南から暖かく湿った空気が流れ込み、東北から九州にかけて気温が上がっています。特に、北陸や近畿から九州、沖縄にかけては、最高気温が25度以上の夏日となった所が多くなっています。午後3時までの最高気温は、京都市で26.9度、大阪市で26.6度、山口市で26.0度、長岡市で25.9度、千葉市で25.1度では統計開始以来、最も遅い夏日となりました。京都市では、1909年11月9日に25.2度を観測して以来、最も遅い夏日となり、111年ぶりに記録を更新しました。そのほか、大阪市では1939年以来81年ぶり、山口市では1994年以来26年ぶりの記録更新です。」

 

 今日の10時30分、町内の公園の防犯カメラ設置が終了し、業者からの引き渡しがありました。会長と共に取り扱いの説明を受けました。防犯カメラ設置については、自治会内で了解を得るのに、かなり年月がかかっているようです。今年の3月にようやく合意を得たので、今年度になって役所に何度か行き、書類を提出して設置に向けて作業を進めてきました。カメラに映る範囲の方の了解も得ました。かつて、公園内で火を使ったり、花火をしたり、若者が夜遅くまで話をしていたりといういくつかの事例があり、防犯カメラを設置することで、少しは抑止力になるかもしれないと考えています。防犯カメラの映像は、個人から会長への申し出で見ることは出来なくて、警察からの依頼があったとき、会長など三役が立ち合いのもと警察官が記録カードを取り出して、警察官が見ることに限定しています。

 

 今日は、午後からフィールドワークに出ました。あびこ大橋から遠里小野橋へ大和川の北側を歩き、遠里小野橋から再び大和川の南側(堺市側)をJR浅香駅へと歩き、そこから狭間川沿いに家へと帰りました。二万歩、歩いていたので、15㎞ほどを歩いたことになりました。今日のフィールドワークでは、コガモが分かりました。コガモは、少し小さなカモで、カイツブリぐらいの大きさに見えました。目の周りに特徴的な模様があり、見分けることができます。おそらく遠くから飛んできているのでしょう。冬の間、この大和川にずっといるのでしょうか。また、ここからさらに移動するのでしょうか。時々見回りをして、観察していきたいと思います。他にも、カルガモ、マガモがいました。ダイサギ、コサギ、アオサギ、カワウ、スズメ、ハシボソガラスなども見られました。マガモ数羽とハシボソガラス数羽が、川岸で喧嘩をしているのが見られました。マガモは泳いでいて、そこに岸にいるハシボソガラスが、カモに向かって威嚇をしています。これまでカラスの縄張りだったところに、カモが渡ってきて泳いでいるので、気になるのでしょう。カモたちは悠然と泳いでいて、微妙なにらみ合いが続いていました。

 自然の観察は、これまで冬の間は昆虫が殆ど見られないので、植物ばかりになっていたのですが、鳥を見ることで、記録できる自然が増えました。