子ども会の草取りで子どもと話す 2020年10月11日(日)

 

 朝から曇っていますが、今日は雨が降らないようです。台風14号は潮岬沖を通過して東へ向かい、伊豆諸島に沿って南下をしています。大島、三宅島、八丈島などで大雨警報が出されています。南へと向かう台風は珍しく、また、南方海上でエネルギーを蓄え大きくなり、再び北上するのではないかと心配になります。

 今日は、10時から子ども会主催の公園の草取りです。2週間前に一度したのですが、もう一度計画をされていました。雨上がりなので草取りはしやすそうです。子ども達も親と一緒にたくさん来ていました。数人の子どもと話をしました。

ダンゴムシがたくさんいると言っている女の子とは、プランターを移動させたとき、その下に集まっているダンゴムシを一緒に見ました。ワラジムシも混じっていたので、これはワラジムシと言うんだよと、話をしました。こぎつね幼稚園で自然観察を園児達としていたときには、ダンゴムシとワラジムシがおなじような所にいるのは当たり前でしたが、それ以前の、小学校の教師をしている時は、ダンゴムシとワラジムシの区別をあまりできていませんでした。公園で、低学年の女の子と一緒にワラジムシを見ていると、女の子は、ダンゴムシよりも走るのがとても速いことを見つけました。

 次に、草取りを一生懸命してくれている中学年の男の子には、コミカンソウを紹介しました。小さな緑色の実の形が、小さなミカンが並んでいるように見えるので、コミカンソウと言うんだよと話をしました。本当だ、緑のミカンのようだと言ってくれました。これは、ナガエノコミカンソウと言って赤くならないけれど、この小さな実が黄色から赤くなるコミカンソウもあるので、また、探すといいよと紹介しました。

 もう一人は、高学年の子どもで、あまり草取りもしないでぶらぶらしている男の子に、青い色の虫がいるよと、紹介しました。虫はきらいと言いながらも、取り敢えず見てくれました。ルリチュウレンジバチというんだよと、青く光る虫を一緒に見ました。あまり興味なさそうに聞いていたのですが、あとで、他の子どもに青い虫がいると紹介している様子を見たので、話をしてよかったなと思いました。

 今回の子ども会の草取りでは、3人の子どもと話ができました。幼稚園の4年間で、3歳や4歳の子ども達と話ができるようになっていた成果です。初対面の子どもと話すのは、なかなか難しいのですが、幼稚園で少し鍛えられたかなと思っています。

 小さな公園ですので、大人が10人、子どもも10人ぐらい来てくれたので、40分間ぐらい草取りをすると、すっかり公園は綺麗になりました。私は、ハサミを持って行き、植え込みの間から生えてきているエノキ、クスノキ、ナンテン、ムラサキシキブ、ランタナなどを切り取りました。ツツジの前に並べているプランター15個ほども、直ぐに移動させたので、ツツジの間の草まで、取ってくれました。今回は、会長も来てくれていて、子ども会のお母さん方と一緒に、草取りをしてくれました。

 午後からホームセンターに行き、LEDの卓上ライトを買いました。昔から家にあった机の上に置く蛍光灯の電気スタンドがつかなくなったからです。切れた蛍光灯を買い替える値段と同じぐらいで、LEDのシンプルな卓上ライトが並んでいました。最近立って本を読んだりパソコンを打ったりする場所を二か所作っていて、その一か所に置きました。小さな観葉植物と一緒にLEDの卓上ライトを置くと、部屋がちょっと格好よくなりました。