やっと昼間にフィールドワークができます  2020年9月13日(日)

 

 夏の猛暑の間できていなかった、公園の草取りを朝からしました。クワを使って、シャリンバイやツツジの下の草を取りました。二週間後、子ども会の草取りがあるのですが、今一度取っておくと、子ども達は、芽生えの小さな草を取ってくれると思うので、かなり綺麗になると思います。2時間ほどかかりました。少し涼しい朝だと思って始めたのですが、汗まみれになりました。コミカンソウ、コニシキソウ、ヒメツルソバ、メヒシバ、エノコログサなどが、ありました。棘のあるランタナも枝を伸ばしてきていました。ススキの大きな株があって、それはまだ、取り除くことができていません。

 草取りを終えてから、歩きに出ることにしました。堺市の我が家からいつもの天王寺へと、北へ向かうのですが、今回は地下鉄西田辺駅の交差点から西へと歩き、熊野街道に出合った所から北へと歩きました。今日のフィールドワークでは、ミノムシがたくさん発生している木を見つけました。これまでも、時々、ミノムシは見てきました。しかし、昔ほど見かけなったなと思っていたのですが、今日は小さなミノムシから大きなミノムシまで、たくさん同じ木に群生しているのを初めて見ました。

 セスジスズメの大きな幼虫がヤブガラシにいました。人が多く通る地下鉄駅の近くだったのですが、先ずは接写用小型カメラで撮影をしました。柵から少し遠くにももう一匹いたので、200mm望遠を付けた一眼レフカメラもリュックサックから取り出して撮影しました。横を通り過ぎる人は、見て見ないふりをして通り過ぎます。最近は、街中で虫の写真を撮るのも、遠慮することなくするようになりました。しかし、街中で、そんなことをしている人には、まだ出会ったことはありません。スマホで写真を撮っているのは、まだなんとか理解できるのですが、大きな望遠レンズを付けたカメラで、セスジスズメの幼虫の写真を撮っているのは、世間では少し変わった人に分類されるのでしょう。警察の人に職務質問されないように気を付けなければいけません。

 大阪市内をあちこち歩き回っているのですが、場所によって街路樹が違っています。ホルトノキが街路樹になっているのを初めて見ました。地下鉄西田辺駅から東へ向かう通りは、コブシの木が植えられていました。今日歩いた、地下鉄西田辺駅から西へ向かう道路沿いに、ホルトノキが植えられていました。最初、細長い葉で、青い実が出来ているので何の木か分かりませんでした。ヤマモモか、シラカシの木かなとも思ったのですが、実の形が違います。次に、よく見ると、ところどころに赤い葉があるので、ホルトノキかなと思いました。しばらく歩くと、名札がついていて、ホルトノキだと分かりました。家の庭木や、小さな公園の小さなホルトノキしか知らなかったのですが、街路樹になるほど大きく育つうよです。

 今日は、12時から歩き始めたのですが、昼間に歩けるので嬉しくなります。最高気温が28度ぐらいでした。大和川を越える時の川風は、とても爽やかでした。これからは、朝からしばらくこの晴歩雨読を書いたり、理科の原稿を書いたり、ブログをアップしたりして、11時ごろから3時間ほど歩きに出ることができるいい季節になってきたなと思いました。