デジタル教科書へ動き始める  2020年8月24日(月)

 

 今日も朝から暑いです。一週間の目標を持つと、その週の生活が充実します。「やるべきことは先送りにしないで直ぐにする」「暑くても少しでも歩きに出る」と先々週、先週と書いてきたら、少しそのように実行できました。今週はどうしようかと、日曜日に考えました。今週は、「自分の部屋の片づけをする」にしました。4月~6月の三か月かけて、以前と比べるとかなりスッキリした部屋にはしたのですが、もう少し荷物を減らしたり、配置替えをしたりしようと思いました。秋になりこれから出かける事も多くなるのですが、活動しやすい部屋にしていこうと思います。

 地図や山歩きや街道歩きの本をかなり持っています。置く場所を決めただけで、まだ整理ができていません。カバンやリュックの数も半分以下に減らして置き場所も工夫したのですが、まだうまく機能していません。さらに、たくさんある筆や硯など書道道具も一か所に集めて、書道の紙もロッカーに入れて使いやすくしたのですが、まだ直ぐに書ける状況には至っていません。本棚の本の差し替えもしていかなければいけません。本を二重に置いたり、横向けに置いたりしているようなことはないのですが、使い勝手のよいように本の差し替え整理を進めたいと思います。今週は部屋の整理をして、読書の秋、フィールドワークの秋に備えていきたいと考えました。

 昨日、コスモスとネモフィラの種を買ったのですが、コスモスは少し手遅れのようです。ネモフィラは、今種まきをして、来年の春にさくようなので、芽が出た状態で冬を越させなければいけません。これもちょっと手間がかかりそうです。やってみないと分からないこともあるので、いろいろ挑戦してみようと思います。マリーゴールドは種から育てて、今年は大成功しています。ノースポールも、これまで毎年春に前年度のこぼれ種から芽が出ていたので簡単だと思います。ネモフィラと一緒に、ノースポールも種から育ててみようかなと思います。さらに、こぎつね小学校の時に、ヤグルマソウ、ハボタンも種から育てていたので、これは可能かもしれません。ヤグルマソウとコスモスは背が高くなるので、プランターでは育てにくいのが難点です。また、アブラナは、最近暖かい冬なので真冬に咲いています。花が少ない時期には丁度よいので、蒔いておくようにします。公園のプランターでは、冬に強いビオラとパンジーは、種からではなくて苗を買って育てます。

 

 デジタル教科書について書かれた、新聞記事が掲載されました。やっと今頃論議が始まったのかというのが第一の感想です。2024年の教科書改訂から、子ども達も先生も、紙の教科書と、デジタル教科書の両方を、使用できるようになるらしいというものです。子ども達は、重いカバンから解放されるようになり、より活動的に学習活動が進められるようになると思います。並行して、ノート、レポート、観察記録などの形式を、しっかり検討していく必要があります。

 紙の教科書のデジタル版だけなら、教科書をスキャンするだけで出来てしまうので、なんら大きな問題なく、今直ぐにでも実現化できます。そこに、ネットとリンクさせた動画や図鑑や辞書などの活用も、今の技術なら直ぐにできると思います。学校教育法、使用制限などのネックがあったとは、信じられないことです。なぜ、今すぐにでもできないのか不思議なぐらいです。たぶん、子ども達全員にパソコンを持たせるという所が、進めてきていなかったことが、大きな原因だったのでしょう。ネットを通した教育の活用率が、OECD加盟国で最下位だったことに対して、文科省はどう思っているのでしょう。

「●デジタル教科書 動画や音も…次世代型 来年度から実証 読売新聞

 文部科学省は、動画や音声機能を組み込んだ次世代型のデジタル教科書の開発に向け、来年度から実証研究に乗り出す。モデル校での実践を通して効果や影響を分析し、2024年度からの本格導入を目指す。各教科の授業時間数の2分の1未満に限定されている使用制限についても、基準の緩和を検討する。

 デジタル教科書は学校教育法の改正により、19年度から小中高校などで紙の教科書と併用できるようになった。使う場合は、パソコンやタブレットの1人1台配備が求められる。文科省令で紙の教科書の内容を全て記録したものと位置づけられ、実質的に紙の内容を画像データに落とし込んだだけのものが一般的だ。

 次世代型では、動画や音声の機能をデジタル教科書に組み込む。理科の実験の手順などを動画やアニメーションで説明したり、英語の教科書の会話などをネイティブスピーカーに朗読させたりすることが想定される。児童生徒の回答画面を電子黒板に映してクラスで共有し、討論することも容易になる。学習内容に応じた問題集や参考資料をリンクさせることで、習熟度に合わせたより深い学びにも文科省は期待する。

 教科書会社に複数の教科で新たなデジタル教科書を試作してもらい、モデル校の授業に取り入れて効果を検証する。教職員のタブレットや電子黒板など、ほかのICT(情報通信技術)機器と連携して使用するために必要な学校内の通信環境も探る。小学校教科書の改訂がある24年度に向け、開発を加速させる。

 デジタル教科書を19年度に小学校で導入した市町村は6・1%にとどまっており、学校現場での普及は進んでいない。端末の利用環境が整っていないことに加え、使用制限や費用負担の問題が背景にある。目や肩の疲れなどへの配慮から、文科省は現在、使用時間を「各教科の授業時数の2分の1未満」と告示で定める。紙の教科書は小中学校で無償配布されているが、デジタル教科書は対象外で、端末購入には自治体の予算が必要になるのが現状だ。

 文科省は7月、こうした課題について議論するための有識者会議を設置した。使用時間の上限については緩和される方向だ。法令上、義務教育段階で無償配布される正式な教科書として位置づけるかどうかも論点になる。新たな制度設計について、年内にも方向性をとりまとめる予定だ。

 小中高校の紙の教科書は国の検定を経て、各教育委員会が採択する仕組みになっているが、デジタル教科書は検定の対象外だ。動画や音声機能を組み込んで標準化する場合、検定制度の見直しも求められる。」