岸和田市の久米田駅まで15㎞を歩いた 2020年7月12日(日)
今日は、久しぶりに一日中雨が降らない予報なので、町内会の蚊退治の薬剤配布(9~10時)の作業の後、歩きに出ました。30度近くまで気温が上がったのですが、3時間半、歩くことができました。
いつもの大和川を北へと渡り天王寺へ向かうことを今日はやめて、府道28号線(大阪高石線)を南に向かって歩くことにしました。自分の中では、一大決心が必要です。南海高野線中百舌鳥駅の地下通路を通り、ニサンザイ古墳の横を歩き、上野芝中学校、津久野中学校の前を通過し、先ずは南へ真っすぐ堺市立総合医療センターへと歩きました。昨年の秋、健康診断のためにこの堺市立総合医療センターまで歩いてきたことがあります。奈良のこぎつね小学校で働いている頃の健康診断は、大阪市内の病院に行っていたのですが、昨年から堺市内の病院に行くことになりました。片道5㎞、往復10㎞を歩いて健康診断に行きました。10㎞を歩いて行けること自体が健康であるので、これから何歳まで歩いて行けるのかの挑戦です。
堺市立総合医療センターの前を左折して、阪和鳳自動車学校の横を通りました。この自動車学校は、新卒で堺市立科学教育研究所に就職したとき、仕事が終わってから自動車免許を取りに行っていたところです。40年も前のことを思い出しました。
JR阪和線に沿って続く府道30号線の道に出てからは、しばらく狭くて歩きにくい歩道を南へと進みました。アリオ鳳ショッピングモールの近くのコメダ珈琲で、クールダウンと水分補給をしました。ここまで予定の半分の7㎞を歩きました。家から持って来た500mlのジャスミンティーも空になっていたので、ボトルに氷水の補給をしました。
アリオ鳳ショッピングモールの近くで、30号線の道に熊野街道が西から合流してくるので、コメダ珈琲から熊野街道を歩くことになります。ここからは昨年歩いた熊野街道歩きのコースなので、地図を見なくても記憶をたどりながら歩くことができます。熊野街道は、コメダ珈琲から少し南で、30号線から離れ、清掃工場の大きな煙突が見える道へと斜めに分かれて進みます。清掃工場の横を過ぎて少し歩くと昔ながらの道幅数mの旧街道に入ります。旧街道は、くねくねとうねりながらも、突き当りや曲がり角になることなく、どこまでも一本の細い道が続いていきます。立派な門構えの家やお寺や神社もところどころにあり、昔からの人々の往来の道であることが分かります。また、うねりながら延々と続く道の様子から、原野の中のけもの道が踏み固められてできた道であることが分かります。古代の熊野詣をする多くの人々のエネルギーが感じられる道です。
街道の雰囲気を楽しみながら歩いていると、分かれ道があります。熊野街道は丘陵地の上の陸上自衛隊信太駐屯地の横を通る道へと進むのですが、今回は丘陵地の下を通る、できるだけJR阪和線から離れない道を選びました。すぐに、先ほど分かれた車が多く通る30号線に合流しました。
和泉府中駅の前を通りました。鳳駅近くのコメダ珈琲から5㎞歩いたことになります。今日はあと一駅、久米田駅までの3㎞を、歩道が狭くて歩きにくい30号線沿いを進みました。時刻が2時過ぎになり、曇り空ではあるのですが、暑くなってきました。この3㎞区間は、槇尾川、松尾川、牛滝川の3本の川を渡ります。川を渡る時は冷風が吹いてきます。しばらく涼んで体を冷やすことができました。
家から鳳駅近くのコメダ珈琲まで7㎞、鳳のコメダ珈琲から和泉府中駅の間が5㎞、和泉府中駅から久米田駅までが3㎞、合計15㎞を歩きました。最高気温が30度、ほぼ曇り空なのでなんとか歩けましたが、これから8月の35度を超える猛暑の頃は不可能だなと思いました。梅雨が明けると、早朝歩きを考えないと、ほぼ歩けなくなりそうです。