熊本県球磨川で豪雨災害  2020年7月4日(土)

 

 今日は土曜日。大阪でも朝から雨が降っていて、強い風も吹いていました。熊本県の球磨川で大きな災害が起こりました。読売新聞の今日の記事を見ると次のようでした。

 

●九州大雨、熊本・球磨村の特養で14人心肺停止…芦北町では女性1人死亡

 九州付近に梅雨前線が停滞した影響で、熊本、鹿児島両県は4日、記録的な大雨に見舞われた。熊本県南部を流れる球磨川が氾濫し、人吉市や八代市、球磨村などで冠水や土砂崩れが相次いだ。同県などによると、浸水した球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」の14人を含む15人が心肺停止となり、芦北町で80歳女性の死亡が確認された。

 第10管区海上保安本部(鹿児島市)によると、千寿園から連絡を受けた熊本県が「約60人の入所者が孤立している。ヘリコプターで救助を」と救助を要請した。避難を支援した住民によると、入所者のほとんどは車いすを使っており、職員らが1階から2階に避難させる最中に、浸水がひどくなったという。

 同県によると、県内ではこのほか、津奈木町の土砂崩れ現場で救助された1人が心肺停止となった。芦北町の1人が重体となり、同町と津奈木町、人吉市で計11人と連絡がとれていない。

 国土交通省によると、4日正午現在、球磨川の流域全体の氾濫は11か所に上り、熊本県15か所、鹿児島県1か所で土砂災害が発生。人吉市では堤防が決壊した。八代市の深水橋と人吉市の西瀬橋が流失しているのが確認された。球磨川にかかるJR肥薩線の鉄橋「球磨川第1橋りょう」(八代市)も一部が流されたという。

 交通網も乱れ、九州新幹線では一時、一部区間で運転を見合わせた。八代市と鹿児島県薩摩川内市を結ぶ肥薩おれんじ鉄道では線路に土砂が流れ込んで運転を見合わせており、九州自動車道も一部で通行止めとなっている。

 気象庁によると、4日午後3時までの24時間雨量は、熊本県山江村453ミリ、水俣市474・5ミリ、人吉市410・5ミリなど、同県の7地点で観測史上最大を記録した。読売新聞のまとめでは同日午後5時現在、熊本県で約20万人に避難指示が発令されている。

 梅雨前線は5日も九州付近に停滞し、九州から東日本にかけて非常に激しい雨となる恐れがある。同庁は、8日頃まで西日本を中心に再び大雨となる可能性があるとして、洪水や土砂災害への厳重な警戒を呼びかけている。

 

 大きな水害は、毎年のように起こっています。本当に頻度が高くなっているのではないかと思います。今回も、観測史上最大の大雨とあり、この観測史上初という言葉も、毎年、いろいろな気象情報で聞くようになってきました。コロナ感染拡大だけでなく、水害、地震が怖いです。

 今日は、午後から雨がやんだので、歩きに出ました。しかし、大和川を越えて、あびこ駅の近くで土砂降りの雨となり、地下鉄に乗りました。天王寺に着くとやんでいたので、四天王寺を通り北へと歩きました。四天王寺前夕陽ヶ丘駅に近づくと、また雨が降り始めたので、しかたなくそこから地下鉄で帰りました。一万歩は、歩きました。これから一週間、ずっと雨の予報が出ています。少しの晴れ間を見つけて、歩きに出たいと思います。