スッキリ整理した生活がいいなあ 2020年7月3日(金)
雨の一日となりました。天気予報では、今日から1週間ずっと雨マークが並んでいます。
今日は、管理している近くの児童公園に、市の公園課から低木の剪定作業にきてくれました。小雨が降る中、4人の人達で作業を進めていました。ツツジとシャリンバイを小さく丸く剪定して、さらに下草も取ってくれました。今年は、子ども会の草取り活動がないので、雑草がかなり伸びていました。とげとげの枝のランタナや、クスノキやクヌギなどの小さな芽生えも切り取ってくれました。昨日、難波で散髪をしてきた、私の頭と同じようにスッキリです。
毎日どこか一か所でも、片付けができるといいなと思います。一か所ずつ進むと、気分がよくなります。毎日続けている掃除とは違う場所を、一か所でも片付けをしたいなと思います。昨日は、夏には着ない服の整理をして、真夏を乗り越える服だけにしました。少し前テレビで見た、自分の家のリホームをしている人のお部屋は、まるでオシャレなお店のような感じに服を展示するように整理していました。日々着ている服も、商品のように上手にお部屋に並べられていて、まるでお店のディスプレイのような感じでした。キッチンのお皿やお茶碗も、同じくオシャレな高級陶器の売り物のように棚に並べられています。デザインされたお部屋の中で生活をしているというのはいいなと思います。
最近、学者やコメンテーターや芸能人は、家や研究室からリモートで出演している場合が多くあります。後ろに映るお部屋の様子がとてもすてきな人がいます。本棚の整理の仕方も、机の上の様子も、その人の心の状態、仕事の進め方、ものの考え方を表していると思われます。外国からも同じようにリモートで出演している人もいて、とっても綺麗な研究室や執務室からの発信にほれぼれします。
塚田泰彦『読む技術 成熟した読書人を目指して』を読みました。国語教育の研究者なので、私たち一般読書人にぐっと迫る読書論ではないのですが、子ども達の語彙の獲得については、次のような記述がありました。
「1日に25分読書をすると、その子どもは年間2万語の未知の語に出会う計算になるといいます。もちろん、いろいろな条件を省いた単純計算ですが、その20分の1が文脈から学習されるとなれば、それだけで年間1000語を自由な読書で獲得していくことになります。小学生は、生活のなかでさまざまな形で1年間に約3000語ずつ語彙を増やしていくと推定されているため、この25分間の読書が、いかに効果的で自然に語彙を増やす方法であるかが分かります。」(P75)
自分の事に置き換えると、1日30分、英語の本を読むと、同じように年間少しずつ語彙を獲得していくことになるのだなと思いました。記憶力がよくないし、また、英語を日頃聞いたり使ったりする生活ではないので、獲得語彙はもっと少ないと思うのですが、毎日続けることは大切かなと思いました。芥川龍之介も、村上春樹も、高校生のころから小説や詩は、英語の原本で読んで英語力を身に付けているといいます。天才達は、高校生から大学生にかけての4,5年間、自分で努力しているようです。