教科書の改訂 2020年6月17日(水)
4年に一度の教科書改訂が終わり、子ども達は、今年4月から新しい教科書を使い始めています。その改定してすぐの教科書を全ページ見直して、次の改訂に向けての意見を提出しました。1週間しか時間がありませんでしたので、詳しい問題解決の流れまでは見ることができませんでしたが、子ども達が教科書を使って学習を進める時に、分かりにくいだろうなと思われるところ、さらにこんな資料があればいいなと考えられるもの、危険な活動のチェック、リモート学習の可能性などを書き出して提出しました。全部の単元を見直して、いろいろ意見を書きました。
今、現場の先生たちは、コロナ感染防止の対応で大変な時期です。また、子ども達の学習も3か月間ほぼ止まった状況だったので、教科書の見直しどころではないと思います。教科書執筆は、今年は大変です。先生方は、夏休みが殆どありません。私は、先生をしている頃は、教科書や指導書の執筆は、夏休み、冬休み、春休みなど、長期休み中に集中させていました。日々学校に通っている時は、朝6時の地下鉄に乗って出かけて、夜8時を過ぎてから帰宅の毎日なので、到底教科書の原稿を書くことはできませんでした。土日も、子ども達のノートを見て、学級だよりや理科便りや学年だよりを書いていたので、授業が動いている間は、教科書原稿や指導書原稿は書けませんでした。長期休み中に、毎日7、8時間集中して1~2週間頑張っていました。今年の現場の先生方は、長期休みがほぼありません。教科書原稿書けないだろうなあと思います。
読書の方法について、今日も考えてみます。年間200冊を読むための方法です。いつも、何か長期に続けることを始める時には、いろいろな方法や書式にこだわります。
最初考えた、毎日150ページを読んで記録していくのは、面倒だということが分かってきました。歩数計は、毎日の歩数を加算していて、歩数計を買った日からの日数と、累積歩数も記録されています。本を読んだページ数も自動的に累積されていけばよいのですが、手帳に手書きで、累積は電卓で計算するのは、かなり面倒でした。3日ほどでいやになりました。
次は、読んだ本の書名を手帳に書いていくようにしました。目標は1年で200冊ということなので、1週間に4冊です。図書館には毎週行くので、4冊を借りてそれを全て読んでいくと年間200冊になります。1週間見開きの手帳に読んだ本の題名と著者を書いて、それを色鉛筆で囲んでいくと、週に4冊読んだことが一目で分かります。今週は、まだ2冊しか読んでいないので、あと2冊日曜日までに読まないといけないということです。ページ数を記録するよりも、現実的な記録になりました。これなら続きそうです。
本の内容、レベルは、その時々の体調や興味によって変わってくると思います。読み慣れてくると、少し難解な本でも2日かけると読めるようになります。週に4冊は妥当な冊数です。まずは、決めた計画をこなすような集中力、読み続ける力をつけていくようにします。ウォーキングやマラソンと同じで、日々のトレーニングが必要です。基礎体力がついてくると、新しい本、少々難しい本にも挑戦できます。手帳に書名を記録して、色鉛筆で囲んでいくことをしばらく続けようと思います。
「散歩と読書がしごと、趣味は掃除」の精神です。