コロナ感染とこれからの生活 2020年5月21日(木)
近くの小学校は、分散登校を始めているようです。テレビで放映されている様子を見ていると、先生が立つ黒板前と子ども達の間には、ビニールシートが付けられていて、子ども達も2mの間をあけてバラバラに座っています。厳重な体制で学校教育はスタートしています。
幼稚園で4年間の自然担当の先生、大学4校で非常勤の先生をしていたのですが、今年からは、家から近い小学校で理科実験支援員をしばらくしようと思っていたのですが、今年は教育委員会に申し込みをしませんでした。マスクを常にして、子ども達とも距離をとって行動する1年間になりそうだからです。子ども達も私もずっとマスクをした姿なので、素顔を見ることがなく1年間過ごすことになります。もし理科実験支援員として現場に行っても、たぶん、あちこちの消毒係になってしまうことは予測できます。さらに、先生たちよりも年長者で、コロナ感染に対して免疫力が下がっているので、人が集まる場所に出かけることはよくありません。迷惑をかける可能性があるので、行動を控える方がよいと判断しました。しばらくは、これまでしたくてもできていなかった、日々のフィールドワークと、部屋の片付けに徹します。
これから、台風や地震などの自然災害時のコロナ感染も大きな課題となってきます。台風や地震は、日本では必ず起こる災害です。政府や各地域の行政は、これまで以上の困難な窮地に立たされることになります。
<新聞情報より>
●非常に強い勢力のサイクロンが20日夜、インド東部に上陸 暴風雨や高潮による被害に加えて、新型コロナウイルスの感染が広がるなか避難所で感染が拡大することへの懸念も強まっています。インドの気象当局などによりますと、サイクロン「アンパン」は一時、最も強い勢力の「スーパーサイクロン」に発達したあと、勢力をやや弱めながらベンガル湾を北上し、20日夜、インド東部の西ベンガル州に上陸しました。サイクロンの中心付近では最大瞬間風速が50メートル前後に達し、気象当局は1999年にインド東部でおよそ1万人の犠牲者を出したサイクロンに匹敵する被害が出るおそれがあるとして厳重な警戒を呼びかけています。インドでは新型コロナウイルスの感染が広がっていて、東部の2つの州では合わせて4000人近い感染者が出ているほか、サイクロンの進路にあたるバングラデシュでも感染者が2万5000人を超えています。サイクロンの接近を受けて、インドとバングラデシュでは合わせて300万人近くに避難を呼びかけていますが、住民が避難所に密集することで感染が拡大することへの懸念も強まっています。地元当局は避難所の定員を半分に制限したり、アルコール消毒を徹底したりするなどの対策を取っていますが、避難所に入れない住民が出るおそれもあり、難しい対応を迫られています。
●揺れ何度も...不安の住民 飛騨で地震相次ぐ 05月20日
岐阜県飛騨地方などを震源域に地震が頻発する中、高山市上宝町で19日に観測された震度4の地震。岐阜地方気象台は「今後も同程度の地震が発生する可能性はある」と注意を呼び掛ける。住民からは「新型コロナウイルスより地震が怖い」との声も聞かれた。気象台によると19日の地震は4月22日から飛騨地方と長野県中部を震源域に続く一連のもの。震源域では震度1~4の地震が135回、19日だけでも35回発生(いずれも同日午後7時現在)。気象台は「震源に近い焼岳(岐阜、長野県境)で噴気は見られず、火山活動に変化はない」とする。この日、地震発生時に上宝町本郷の市上宝支所で仕事をしていた団体職員(53)は「物は落下しなかったがものすごく揺れた」と振り返る。地震の頻発は住民の話題に上るといい、「もし大地震が発生して避難所に人が集まったら、3密で新型コロナ感染の危険が高まる。どうすればいいのか」と不安を口にする。飛騨地域で感染者は出ておらず、新型コロナより地震を心配する住民もいるという。19日の震度4の地震後、同市奥飛騨温泉郷神坂の県道で洞門上部から約20センチ大のコンクリート片が剥がれ落ちているのを、県委託の業者がパトロール中に見つけた。地震との因果関係は不明。洞門は点検のため同日午後4時半から約4時間半通行止めになった。