ICT教育が始まる 2020年4月23日(木)
コロナウイルス感染拡大で各学校が全て休校になっていて、日本各地でそれぞれ工夫をした遠隔教育が始められつつあるようです。中国や韓国をはじめ、ヨーロッパの各国ではかなり進んでいて、日本はどうも遅れをとっているようです。この危機を乗り越えるためにも、先ずは、大学や高校からお手本になるようなICT教育を進めてもらいたいと思います。ハーバード大学から出された、今後のコロナウイルス感染拡大についての研究報告では、2022年までにまだ5回ほど感染拡大の周期があり、今のような閉鎖や自粛を、その都度行わないといけない状況になるということです。経済も大変ですが、教育も大変です。
大阪市は、5月6日までの休校をさらに延長するという方針を出しました。まだコロナウイルス感染が収まる兆しが見えないということです。おそらく5月末まで延長されるのでしょう。それに伴って、夏休みはほぼなくなりそうです。さらに、土曜日も登校して学習をする方針も発表しています。そうなると、塾や習い事の産業も大変なことになります。5月末ぐらいに取り敢えず感染拡大が下火になってきたとしても、その後の1、2年の間の、経済、教育、医療、あらゆる場面でとても深刻な状況になりそうです。また、第二波、第三波の再感染拡大が起こる可能性は高く、学校現場でもあちこちでクラスターが発生するというような、試練の2年間になる気がしてきました。
早く教室と家庭をつないで、先生個人の頑張りパワーで、教育を進めてもらわないといけません。子どもへの教育は、教育委員会がしているわけではなくて、学級担任の先生個人の頑張りで進みます。早く、それぞれの先生の力が発揮できるICT教育環境を作らなければいけないと思います。動画も必要ですが、先ずは、子ども個人の家と学校をネットでつなぐ、状況をつくるべきだと思います。早くタブレットを配布して、子ども達が学びに使えるようにしてほしいものです。
書斎の整理を今日も続けています。今は写真の整理です。裁断機にかけながら、多くの子ども達と、いろいろな実践やお出かけをしてきたことが一気に思い出されます。こぎつね小学校では、年に5回ほど子ども達の集会発表(低学年集会、高学年集会)がありました。いつも大掛かりなことをしていて、それらが写真記録に残っています。また、年に2回ある公開研究発表会の写真は、いつも学級役員さんが撮ってくれていたので、これもたくさんあります。先生たちの仲間で、地学研修旅行で行ったアメリカやカナダやハワイやオーストラリアや韓国の、地層や火山や地形の写真も、膨大にあります。少しずつ厳選して残して、殆ど処分しています。一枚一枚見ながら裁断機にかけているので、とても疲れてしまいます。一回1時間ぐらいしか続けることができません。でも、確実に荷物は減ってきています。
また写真以外に、夏休みに2回ほど、子ども達に手紙を書いてもらう取り組みをしていた時がありました。7月の末に一回、8月の15日頃にもう一回、手紙を書くことを宿題にしていました。手紙を読むことで、子ども達の休み中の暮らしぶりが分かりました。もらった私は、その子ども達の手紙の内容を、学級だよりに書き出して、印刷して、全員に送っていました。その時の手紙や葉書もたくさん残っていて、やっと今になって処分することが出来るようになりました。
家を出られない、遠くへお出かけができない今、大掃除を続けます。