大和川でヌートリア発見  2020年4月22日(水)

 

 今日は、気温が15度前後で北西の風が強いので、少し寒く感じます。しかし、歩くには丁度よい気温です。風よけヤッケを着て歩いても、汗をかかない程度です。家→あびこ大橋渡る→大和川河川敷→遠里小野橋渡る→再び大和川河川敷→JR浅香駅横→家へと歩きました。3時間、13㎞ほどのフィールドワークでした。遠里小野橋近くで、ヌートリアの写真を撮ることができました。ネットで調べると、昨年、奈良県王寺町の大和川沿いでヌートリアがいることが記録されていました。大和川下流、河口から数キロの所の記録はどうなのでしょうか。200㎜望遠を持っていたので、きれいな記録写真が撮れました。「こぎつねさんぽに出かけよう」のブログに記録をしておくことにします。昆虫や植物の写真は、あまりに風が強いので、今日は殆ど撮ることができませんでした。ほぼ歩くことに徹するおさんぽになりました。

 ヌートリアについて国立環境研究所のホームページで調べると、「流れの緩やかな河川,湖,沼沢地.寒さに弱く,冬季には流産の確率が高くなる.また,北欧・北米の寒冷地では定着後に自然に絶滅した地域もある.国内では,鳥取県・兵庫県北部山間部でも分布拡大しつつあることから,少なくとも西日本のほとんどの地域では定着可能と考えられる.福島,埼玉,福井,岐阜,静岡,愛知,三重,奈良,滋賀,京都,大阪,兵庫,岡山,鳥取,広島,島根,山口,香川の各府県に定着.水生植物に対する食害.巣穴による堤防・水田の畦・ため池の破壊.農業被害を受ける.」とありました。

 

 今日の部屋の整理は、①冊子・お便り・論文・資料の処分(分類して古紙回収)と、②成績の控えの処分(シュレッダー)が終わり、③写真の処分、に入りました。旅行、地質岩石関係、授業記録、学校行事、学習研究発表会記録など、とてもたくさんあります。現在と違って、プリントとネガです。一枚ずつ見ながら、シュレッダーで裁断をしていくことにしました。一部分進めただけでも、すぐに大きなゴミ袋2つがいっぱいになりました。家庭ごみの日は週に2回あり、一回に3袋まで出すことができるので、その時、家庭ごみと合わせて3個ずつ出していきたいと考えています。写真は、そのまま見ないで捨てるのは心苦しいので、時間はかかりますが思い出を記憶にとどめるようにして整理を進めていくことにしました。自分の中で、区切りをつける儀式になっています。

 

<新聞記事から>

●日本海溝・千島海溝の巨大地震・・最大でマグニチュードM9.3の地震が発生し、北日本の太平洋側を最大30mの津波が襲う。内閣府の検討会が公表した想定は、北海道や東北北部を中心に、東日本大震災に匹敵する災害が起きるリスクを浮き彫りにした。検討会は、「巨大地震の切迫性は高い」としており、東日本大震災後に講じてきた防災対策の早急な再検証が求められている。海洋底プレートは年間5~8㎝動き、陸のプレートの下に潜り込み続けている。引きずり込みが限界に達すると、元に戻ろうと跳ね上がり、その時地震や津波が起こる。これまで、12世紀と、17世紀に、今回想定のM9レベルの巨大地震が起きた痕跡が見つかっている。数百年ごとに起きるとみられ、前回の17世紀から約300~400年経っていることを考えると、切迫性は高い。また、巨大地震以外にも、プレートがゆっくりずれる「津波地震」は繰り返し起きている。1896年には、震度は2~3程度だったが、最大38mの津波が岩手県などに到達し、死者が22000人の被害がでている。沿岸に住む人たちは、地震が起きれば津波が来ると身構え、すぐに高台などへの避難行動をとることが大切だ。警報や注意報を待っていては手遅れになる恐れもある。事前の備えをして、浸水域や避難場所を確認しておくようにする。また、近くで、高くて頑丈な建物を探していくことも重要だ。津波到達まで10分足らずの地点もある。川を逆流することもあるので、川から離れる。第二波、第三波の方が高くなることもあるので注意する。・・(きつねT)コロナウイルス感染の危機だけでなく、日本は地震・津波の危機にも常にさらされています。こぎつね小学校の臨海合宿も、一時、白浜で行っていたのですが、東南海・南海沖の津波が発生すると、数分で白浜に到達すると言われるようになって、今は、日本海側の夕日が浦海岸で行うようにしました。しかし、日本海側にも海岸近くに大きな断層があり、そこが動かないという保証もありません。