緊急事態宣言を安倍首相が発表  2020年4月7日(火)

 

 ついに新型コロナウイルス感染防止に向けての緊急事態宣言が出ました。もう少し早く出してもよいと思っていた人も多くいたと思います。何を待っているんだろうと思うような出し方でした。補償問題が伴うので、それらの予算措置決定に難航していたのだと思います。やはり、言い出した瞬間、「国が言うからには、何か補償をしてもらわないと」と言う人の声が直ぐに上がっています。政治の世界は複雑です。

 これまでの7割から8割の人との接触を、みんなが2週間控えると、感染数は少なくなっていくようです。私も、奈良のこぎつね幼稚園に通わなくなったので、2月の頃と比べて、こぎつね達、先生方も含めて人との接触は極端に減りました。難波も通りませんし、喫茶店に行くのも控えています。図書館も閉まっているので通えません。かなり貢献できていると思います。買い物も、建物内にいる時間を極力減らすように心がけています。必要なものをさっと買って出るようにします。手洗いは度々するようになりました。最近は、食器洗い、鍋・フライパン洗い、テーブル・キッチン周辺の除菌、お風呂・手洗い場拭き、植木の水やりなどを、担当しているので、手洗いは一日何度も必然的にしています。

 今日から1か月間、「極力家にいてください。人の集まる場所へ出歩かないでください。他人と会わないでください。」と大阪府の吉村知事も言っています。人が集まらないで、お散歩やラニングはよいというので、電車に乗らない程度の、「家から家」へのフィールドワークは出来そうです。熊野街道を南へ、中山道を北へと歩いている取り組みは、しばらくの間できません。旅行にも行けそうにありません。

 香川大学が、大阪や東京などに最近2週間以内に滞在した人は、入学式場に入れませんというような取り組みをしたようです。「香川大が3日に学部や大学院の研究科別に開いた入学式で、創造工学部が新入生のうち44人、工学研究科が新入生のうち1人を、過去14日以内に新型コロナウイルスの感染が拡大している7都府県に滞在したことを理由に参加させなかったことが明らかになった。香川大の広報室は「安全を考慮しての判断。新入生には納得してもらった」としているが、筧善行学長が直接、事情を説明することを検討している。」 東京や大阪が、中国武漢の時と同じような取り扱いになってきています。東京、大阪から、他県へと出ることも、控えなければいけません。4月、5月は、車で地方に旅行をするにしても、大阪からの人は、受付しないと言われるようになるのかもしれません。

 家での過ごし方が大切になってきました。ストレッチや運動をしながら、健康に気を付けなければいけません。特に年寄りは、腹筋、太もも、お尻の筋肉を鍛えることを心掛ける必要があります。朝食でタンパク質の摂取、骨を構成するカルシウムの吸収を促すビタミンDの補給(サケなどの魚や魚卵、干しシイタケ)が、必要だということです。免疫力を付けて、体重を維持していく努力をすることが大切だそうです。

 部屋の整理を始めたので、一か月間、それを毎日少しずつ進めようと思います。カバンの整理が終わり、今は本以外の冊子、資料類の整理をしています。半分ぐらいは、廃棄として紐でくくりましたが、まだまだたくさんあり、整理を続けないといけません。写真、フィルム、スライド写真、CD、カセットテープ、ビデオテープなども多くあります。先は長い取り組みになりそうです。