小学生に負けない自然の記録 2020年3月30日(月)
今年の1月から、「きつねTのこぎつねだより」のブログのアップが忘れがなく、途切れないで続いています。いい調子です。目指せ晴歩雨読1000号です。自然の記録「こぎつねさんぽに出かけよう」のブログは、1月、2月は、毎日アップすることが出来ず途切れがちでしたが、3月は毎日掲載することができました。自然の記録は、園児と一緒に自然の観察するようになって、小学校で理科の先生をしている頃より昆虫や植物に詳しくなったと感じています。さらにこれから、4年間の幼稚園勤務を終えて自然観察に集中できるので、一つひとつの昆虫や植物について、詳しく調べながら記録をしていくようにしたいと思います。
<新聞の切り抜きの整理>
●伊吹山 尾木直樹さんは、米原市のふるさと大使。父は彦根地方気象台に勤務していて、山頂にある測候所にも定期的に登っていた。尾木さんが子どもの頃は、冬は、小学校へ通うとき道の両側が高い雪の壁になっていた。電気がついたのは6歳の時。天井が丸見えになるとクモの巣だらけだった。伊吹山は最高の遊び場だった。粘土がとれる秘密の場所があり、アケビやクワの実を採って食べたり、マツ葉をそっとのけるとマツタケがあったりした。冬は、ずっとスキーをしていた。姉川では、アユを釣り、アマゴは手づかみした。小学校のとき、ウサギ狩りをした記憶もある。先生たちがウサギ汁にして食べていたみたい。(3月28日夕刊)
●読書習慣 学研教育総合研究所によると、小学生の1か月の平均読書数は3.1冊(2019年)、高学年になると減る傾向がある。高校生は2.3冊(2018年)で、3人に一人は本を読まない。(3月30日)・・高校、大学の教師の授業の仕方に問題があるように思います。新書や文庫でいいので、もっともっと読ませる課題を与えなければいけないのです。高校、大学の教師は、自分が語ることだけに集中しすぎです。
●白根山で火山性地震増加 気象庁は29日、群馬県と長野県にまたがる草津白根山で、火山性地震が一時的に増加したと発表した。噴火警戒レベルは2の「火口周辺規制」を維持。湯釜火口から約1キロの範囲に影響する噴火が起こる恐れがある。(3月30日)
●超新星爆発を捉えるか 観測装置「かぐら」が2月下旬から、本格的に稼働を始めた。地球に届く時空のさざ波「重力波」を観測することで、ブラックホールなど様々な天体の謎の解明に挑む。米欧に続き「重力波天文学」の幕開け。重力波は、物体が運動するときその質量によってできた時空のゆがみで、さざ波のように広がる現象。物理学者アインシュタインが約100年前、一般相対性理論で存在を予言した。あらゆるものをすり抜け、宇宙空間を進んでも殆ど弱まらない重力波だが、その波は極めて弱い。ブラックホールのような重い天体が激しく動かないと観測可能な波は発生しないので、検出するにも大がかりな装置が必要。かぐらは、神岡町の地下200mに位置する。ニュートリノに質量があることを突き止めた「スーパーカミオカンデ」がある場所。かぐらは、重力波を、L字形に組んだ2本の真空パイプ(約3㎞)の伸び縮みによってとらえる。両パイプの中にレーザー光を発射し、パイプに取り付けた鏡で何往復もさせる。重力波が飛来すれば、パイプの長さがそれぞれ伸縮し、2本のレーザー光が進む距離も変わるため、検出器に届くまでの時間にわずかな差が生じる。この時間差が、重力波の証拠となる。(3月29日)
新聞の記事からの書き出しは、もしかしたら、こぎつね小学校の「朝の元気調べ」の時、子ども達が持ち込む一人一言の情報とよく似てきました。特に高学年になると、新聞からの情報も多くなり、教師が知らないこともよく報告されて、慌てて新聞を読んでいました。