いつもの「家~天王寺」の間を歩く 2020年3月13日(金)
今日は、いいお天気なので、10時頃から歩きに出ました。いつもの天王寺までのフィールドワークです。通いなれたコースになっているので、どんな道を選んで歩いても、天王寺まで迷うことなく行き着くことができます。そのため、周りの植物の様子をよく見ることができます。初めての道を歩いていると、地図を見ることに時間を費やし、道が間違っていないかドキドキするので、道端の植物を見る時間が少なくなります。歩き慣れた道も、案外いいものです。
今日は、中百舌鳥の家から天王寺駅へと歩き、少し休憩してから、帰りも歩こうと思っていたのですが、やはり無理をしてはいけないと思い、途中まで電車で帰り、北花田駅で降りて家まで歩きました。14㎞ほど歩きました。天王寺から中百舌鳥まで歩いて帰ると20㎞になるのですが、まだ達成できていません。3月から、計画的に歩いているので、かなり膝回りや太ももあたりもしっかりしてきたように感じます。もう少しで、難なく20㎞が歩けるようになると思います。
新しい植物を見つけました。フラサバソウです。これは、オオイヌノフグリの仲間で、オオイヌノフグリよりもさらに小さな花を付けていました。図鑑でみると、花がオオイヌノフグリと同じ大きさに描かれているので、違いが分からなかったのですが、ネットの写真で比べると、花の大きさや、花の周りの葉に見られる毛がよく分かるので、違いがはっきりします。図鑑よりも、ネットの写真の方が分かりやすいと思いました。接写技術を持っている人が多くなってきているからなのでしょう。また、このフラサバソウという名前の由来は、「長崎で採取されたものが、ヨーロッパのものと同じであることを報告したフランチェット Franchet氏 と サバチェル Savatier氏の名前からフラサバソウとなった。」と、いうことです。これは、図鑑には載ってなくて、ネット情報です。ネットの方が情報量が多くて詳しくなってきました。これからの子ども達は、図鑑だけでなくネット情報を巧みに使いながら、学びを深めていくことになるのだろうと思います。
ツタバウンラン、ムラサキカタバミ、カタバミ、ツツジの仲間(キリシマツツジ?)、ヤエムグラ、セイヨウカラシナなどの写真を撮ることができました。また、長居公園の駐輪場前の斑入りの低木が、ナワシログミキルドエッジというグミ科の植物であることが分かりました。グミ科ということは、実ができるのでしょうか。グミの仲間は、5月ごろ(又は秋)に実ができるのですが、ネットで調べると、このナワシログミキルドエッジには、実がならないということです。ちょっと残念。
ソメイヨシノが、そろそろつぼみを膨らませていると、ニュースでは言っていました。東京の話です。今日歩いた様子では、大阪ではまだ、つぼみが膨らんでいる様子は感じなかったので、東京の方がかなり早く開花するということなのだと思います。またまたネットで調べてみました。東京は、開花予想3月13日、満開3月22日でした。大阪は、開花予想3月20日、満開3月27日でした。一週間も違っています。東京の開花予想は、沖縄を除いて、飛びぬけて早いです。九州よりも高知よりも早いので、都市型ヒートアイランド現象が関係しているのでしょう。