公園で草取り 2020年2月24日(月)
今日は、コンビニで一番安くて量のあるパンを買って、大泉緑地へフィールドワークに行きました。大きな池が公園の真ん中にあります。水辺の近くでコンビニの袋をもぞもぞしているだけで、カモが集まってきます。いつも、パンくずをあげる人がいるからなのでしょう。先ほどコンビニで買ってきたパンを、カモにやりました。これまで静かに泳いでいたカモたちですが、なにやらグワーッグワーッと鳴きながら食べています。威嚇し合ったり喧嘩をしたりしているカモもいます。小学生の女の子が近くで見ていて、カモにパンをあげたそうにしているので、少し分けてあげました。ハトも集まってきました。カモに投げているパンを空中キャッチするハトもいます。鳥の写真を撮っている、立派な望遠レンズを付けたカメラを持った人も、便乗して集まってきたカモたちの写真を撮っていました。
大泉緑地は、2年前の秋の台風で木がたくさん倒れて大変だったのですが、ようやく殆どの倒木の整理が終えてきています。痕跡は少し残っているのですが、立ち入り禁止の場所はなくなりました。台風が通り過ぎてすぐに大泉緑地を見に行った時は、本当に大惨事でした。大阪の長居公園の植物園も同じような大惨事でした。どちらもようやく、元の静けさを取り戻しています。この台風によって、我が家の屋根の一番上の部分が飛んでしまいました。修理に半年以上も待たなければならなかったのですが、今は元通りになっています。今年も、冬の間から観測史上最高気温が出ているような暖冬です。夏の猛暑と、大きな台風が不安になります。
大泉緑地の花壇の横に座ったとき、ビオラの株に、ホトケノザやハコベやオランダミミナグサが絡みついていて、ビオラの株が締め付けられて大きく成長出来ない可哀想な様子でした。そこで、見かねて手の届く範囲のビオラの株にからんでいる雑草を取ってあげていると、近くにいた幼児がパパに「お花を取っている人がいるよ」と言っているのが聞こえてきました。「花壇の花を取っているんじゃなくて、雑草をとっているんだよ。」「雑草ってなに? これは雑草?これはお花?」「ちょっとわからないなあ。難しいなあ。」と、パパを困らせています。早々に草取りを切り上げて移動しました。
家に帰ってから、自分の地域で管理を担当している公園の世話をしました。温かい陽射しの日に、ビオラやパンジーの水やりをすると、一気に顔を上げてくれます。水やりをしてから、周りの雑草取りをしました。チェリーセージの枯れた枝の整理もしました。また、家の横にある幅1mほどの水路を見ると、草がところどころに生えていました。日頃水は流れていないのですが、大雨が降ると川となる所です。オニタビラコやオランダミミナグサやハコベやホトケノザが、コンクリートの隙間から背丈を伸ばしていました。そのままにしておくと大雨の時に流されて、暗渠に入る手前の鉄格子に絡んでしまうので、時々掃除をします。2月なのに、春の野草がグングン成長し始めています。
家の庭のパンジーでは、ツマグロヒョウモンの1㎝ほどの小さな幼虫を見つけました。このような小さな幼虫で冬を越したのか、又は、最近卵から孵化したのかちょっと分かりません。また、ツマグロヒョウモンの蛹も秋から気になっていたのですが、今日見ると、その蛹が空になっていました。2月に羽化したと考えられるのですが、どうなってしまったのでしょう。大阪市内の堀越神社では、スミレが満開でした。勿論、あちこちの公園のパンジーやビオラも満開です。ツマグロヒョウモンの幼虫にはとても恵まれた状況です。しかし、いくら暖冬だと言っても、羽化したツマグロヒョウモンが飛んでいるのはまだ見ていません。