赤川次郎『イマジネーション』を読む 2020年1月15日(水)
赤川次郎『イマジネーション 今、もっと必要なもの』2004年光文堂、を読みました。これまで赤川次郎さんの本は読まないできました。読めばたぶん面白いことは分かっていたのですが、癖になりそうなので、あえて避けてきました。これからは、先ずはエッセイから読んで、いくつか小説も読もうかなと思います。400冊(2004年度時点)も小説を書いてきているということなので、凄い人です。映画になっている小説もたくさんあり、楽しみです。ネットで調べてみました。
「誕生日が2月29日であるために、1988年に刊行された「三毛猫ホームズ」シリーズのカッパ・ノベルスによる著者紹介では「今年で10歳になった、ということになってしまう」と記載されている。多い時には年に20作以上執筆していたこともあり、2006年8月に作家生活30年を迎え、執筆作品は480作に達した。その後も著作数は増え続け、2008年には500作、2015年には580冊を突破した。著作の累計発行部数は2015年時点で3億3000万部を超えている。オペラや演劇鑑賞を行ない論評するなど、芸術評論も物し、評論集が出版されている。漢字変換の際に文章を書くリズムが崩れるのが嫌なため、ワードプロセッサやパソコンは使わず、原稿用紙にサインペンを使って手書きで執筆する。思想はリベラル。2012年に橋下徹が、観客動員数が少ないことを理由に文楽事業への補助を打ち切った際には、「動員数で言えばベートーベンはAKB48にも劣るということじゃないか、そんな馬鹿な話があるか」と『朝日新聞』への投書で批判した。朝日新聞で連載していた芸術評論コラム『三毛猫ホームズと芸術三昧!』は連載中に起きた東日本大震災と福島第一原子力発電所事故を受け内容が時事評論に変貌した(書籍化された際には、『三毛猫ホームズの遠眼鏡』とタイトルも改められた)」と、ありました。
夕方の若一調査隊の番組で、元興寺と海龍王寺を訪問されていました。五重塔で国宝になっているのは、全国で11基あり、その内の2基は五重小塔です。教え子の家である元興寺には、五重小塔があるので、訪問されていました。国宝の五重塔9基は、海住山寺(京都府木津川市)、法隆寺(奈良県斑鳩町)、教王護国寺[東寺](京都市)、明王院(広島県福山市)、興福寺(奈良市)、室生寺(奈良県室生村)、醍醐寺(京都市)、瑠璃光寺(山口市)、羽黒山(山形県鶴岡市)です。五重小塔2基は、海龍王寺(奈良市)、元興寺(奈良市)です。何度も元興寺には行っていて、五重小塔も何度か見ているのですが、このようにテレビで取り上げて説明を聞くと、その貴重さがよく分かりました。ネットで調べると、全国の国宝五重塔を全部見て回っている人もいます。100名城、100名山のように、国宝五重塔を全部制覇するような見学をしている人がいるんだなと思いました。海龍王寺へはまだ行ったことがないのですが、近くなので直ぐに行けそうです。そうすると、国宝五重小塔2基の見学は、制覇できそうです。
今日は雨模様なので、難波の商店街を久しぶりに通って、心斎橋、本町へと歩きました。アーケードがあるので、雨でも歩くことができました。最近、難波から北へ歩くのは、御堂筋沿いの車道を歩くので、アーケードの下を歩くのは本当に久しぶりです。平日の昼間なのに、歩きにくいほど観光客で混み合っていました。お店もかなり入れ替わっていて、より華やかになっていました。高級な運動靴を売っている店が、増えているような気がしました。心斎橋から北は、昔は閑散としていたのですが、ここにも多くの人が歩いていました。この商店街の通りに本屋があったのですが、今はありません。