堺北図書館に行く 2019年12月24日(火)
冬休み生活をしています。締め切りのある仕事がないのでとても気が楽です。毎日5~10㎞程、時々17㎞近くを歩くこと、図書館に通って本を借りて読書をすること、そして、晴歩雨読をA4で1枚程度毎日書くことを続けています。「フィールドワークをする、本を読む、文章を書く」という生活です。毎日文章を書いているので、数人の後輩たちの原稿校正の、お手伝いをしてあげることができています。何度も読みなおして、筆者の持ち味を大切にしながら、文章の校正をします。
歩くことは、意識して行うことが大切です。働きに出ている時は、電車の乗り換え、小学校の中での移動、授業中と、常に動き回っているので、一日で1万~2万歩は歩いていました。退職後は積極的に歩かないと、歩数計をつけていても本当に全く歩かない日ができてしまい、それが数日続くと、すぐに筋力が落ちていきます。同じように、文章を書く力、本を読む力も、学校現場で働いている時以上に積極的に続けないと、読解力が落ちていくことになるのでしょう。
今日、小学校は二学期の終業式の日です。堺北図書館に歩いて行くとき、近くの小学校の先生が下校指導をしておられました。わたしにも「こんにちは」と、若い先生が挨拶をしてくれました。昔からの知り合いの校長先生も、下校指導の見回りで自転車に乗って校区を回っておられて、久しぶりに出会うことができました。自転車から降りて、「どこへ行かれるのですか」「図書館へ」「いいですね」と、少し話をしました。「新築していた校舎がやっと出来たので、また見に来てくださいね。」と言っておられました。退職をしてしばらくは、小学校の子ども達や先生方を見かけたり、学校のチャイムを聞いたりしたとき、自分が置いて行かれている寂しさを感じることもありましたが、今は全くありません。「ご苦労様、大変だけど頑張ってね」と、願うばかりです。今の、「歩く、読む、書く」の生活は、とても贅沢な時間だと分かってきました。
今日は、図書館で、7冊本を借りました。
①村上春樹『バースデイ・ガール』2017新潮社
②泉森皎『行基と歩く歴史の道』2018宝蔵館
③世界のジオパーク編集委員会『世界のジオパーク』2010オーム社
④山岡光治『地図を楽しもう』2008岩波ジュニア新書
⑤青野由利『宇宙はこう考えられている』2013ちくまプリマ―新書
⑥青野由利『ニュートリノって何? 続宇宙はこう考えられている』2016ちくまプリマ―新書
⑦村上春樹 ・・・
⑦は、村上春樹さんの作品の、中国語版でした。読んでいない本かなと思ってネットから予約して取り寄せると、全く読めない中国語が並んでいました。失敗でした。①の村上春樹さんの本は、最近の作品でした。まだ読んでいません。②は、奈良や大阪を歩いていてよく行基さんの名前に出合うので、借りてみました。③は、中国、マレーシア、オーストラリア、オーストリア、ブラジル、チェコ、フランス、ドイツ、ギリシャ、イラン、イタリア、ノルウェー、ポルトガル、アイルランド、ルーマニア、スペイン、イギリスのジオパークの紹介です。読むのが楽しみです。④、⑤、⑥は、子どもが読んで分かるように優しく(易しく)書かれた本です。最近、3歳こぎつねが、宇宙の事について調べ学習をしてくるので、遅れてはいけないと、ヒックス粒子、暗黒物質、暗黒エネルギー、ニュートリノなどについて、今一度読んでみておくことにしました。青野由利さんの本には、参考図書が詳しく書かれているので、さらに知りたい場合はさらに辿っていくことができそうです。