「家~JR高井田駅(大和川沿い)」を歩く 2019年12月19日(木)
今日から幼稚園は冬休みです。週に2日通っている幼稚園ですが、今日から3週間、幼稚園に行かない日が続きます。こぎつね小学校で先生をしている時の冬休みは、2月の研究発表会の原稿書きが毎年あり、さらに学習研究誌の原稿の締め切りや、教科書や指導書の原稿執筆などが重なっていると、お正月どころではありません。2週間座りっぱなしの日々を過ごしていました。そんな冬休み生活を20年以上もしてきたなと思います。やっと解放されたので、晴歩雨読の生活を楽しみたいと思います。
幼稚園は週に2日、奈良まで行くので、その午後は必ず何らかのフィールドワークができています。しかし、家にいると、殆ど家から出ない日があります。病院に入院しているような生活をしてはいけないと思うのですが、つい家を出るチャンスを逃してしまい、せっかく自由な時間があるのにもったいない過ごし方をしてしまい、夕方になって後悔をします。海外へも行きたいのですが、ちょっと億劫なので、しばらくは近くであちこち歩きまわってみることにします。まだまだ、知らない所がたくさんあります。
今日は、家からJR高井田駅まで17㎞を歩きました。先週、近鉄生駒線信貴山下駅からJR高井田駅まで大和川沿いの龍田古道を歩いているので、その続きとして、家と高井田駅間をつなぎました。家から北花田まで北上し、大和川を渡ってから、北側の河川敷の道を柏原市まで東向きに歩きました。以前、河川敷の道を柏原駅まで歩いた時は夏だったので草が伸びていて歩きにくい所もありましが、今は冬なので、とても歩きやすい道でした。車に煩わされることなく、人も殆ど通らないので、貸し切りのウォーキングコースでした。一つ失敗したことが、河川敷の中の道に入るまでに、ペットボトルの飲み物を買っておかなかったことでした。柏原市の役所まで15㎞、飲み物なしで歩くことになってしまいました。夏だったら、絶対ありえない状況です。今日は曇り空で、気温が10度以下だったので助かりました。次は、大和川の堤防沿いではなくて、家から長尾街道を通って土師ノ里駅から柏原市役所へと歩くと、今回の大和川沿いより距離が3㎞ほど短くなるので、さらに河内堅上駅か、三郷駅まで歩けるように思います。
冬休み一日目、無事にフィールドワークをすることができました。今日は、テントウムシの写真を撮ることができました。冬の河川敷の植物の様子も撮影できました。大和川でも「わんど」の保護をしていることを知りました。柏原市役所の近くでは、300年前の大和川の付け替え地点の見学や、大和川から河内平野へ水を流している三か所の樋の位置も確認できました。今回初めて歩いた部分もあり、それなりに成果のあるフィールドワークでした。
かつて、こぎつね小学校に通っているとき、学校から家まで歩いて帰るとなると何処を通るのかと考えていて、こぎつね小学校~生駒駅、生駒駅~信貴山下駅、信貴山下駅~高井田駅、高井田駅~家までと歩きつないで、今回、ひとつながりになったことは嬉しいことでした。先週は、南生駒駅~暗峠~額田駅、額田駅~玉造駅、玉造駅~心斎橋駅、心斎橋~家へのコースも歩いていて、学園前と家をつなぐ二つ目のコースとなりました。もう地図を見なくても、こぎつね小学校(幼稚園)から家まで、安全な道を通って、歩いて帰ることができます。
二年前、京都教育大学に講義に行っている時、高槻周辺を震源とする大きな地震が起こって、電車が一日中止まったことがありました。京都の墨染駅から淀川沿いを歩いて、枚方近くまで帰ったことがありました。この時も、以前に淀川沿いを大阪駅周辺~守口、守口~石清水八幡宮駅まで堤防の上や河川敷を歩いていた経験があったので、京都から枚方まで歩くことができました。電車が止まってしまっても、歩いた経験があると、全く途方に暮れるというようなことがありませんでした。自分の体力と、距離感、通る道の様子、かかる時間が読めるからです。
2018年2月11日から「さんぽノート」に記録を書き始めて、現在256回分の記録があります。大阪から和歌山(紀州街道、熊野街道)、大阪から京都(淀川沿いの道、西国街道)、大阪から奈良(暗峠越え、龍田古道、竹内街道)、大阪から兵庫(難波から尼崎駅、さらに西国街道)へと続く道が頭に入ってきました。