時々雨の読書ウォーキング 2019年12月2日(月)
朝は雨が強く降っていました。昨日、一昨日は、忙しくて歩くことが出来なかったので、昼すぎに取り敢えず雨がやんでいたので、無理を承知で歩きに出ることにしました。今にも雨が降ってきそうな重たい雲が空に広がっているのですが、いつでも電車に乗ることができる御堂筋線沿いを天王寺へと歩きました。やはり家を出て直ぐにパラパラしてきたので、新金岡駅からあびこまで地下鉄に乗りました。あびこ駅で降りてもまだ雨が降っていたので、駅前のマクドナルドでホット珈琲を飲みながら本を読みました。30分ほどで、少し前から持ち歩いている外山滋比古『知的生活習慣』2015年ちくま新書、を読み終えました。窓から見える通りを歩く人たちが傘をささないで歩いているので、あびこから北へと歩き始めることにしました。西田辺駅近くで、また雨が降り出したので次はパン屋の喫茶店で雨宿りをして、もう一冊持っていた、西川麦子『フィールドワーク探求術』2010年ミネルヴァ書房、を読み始めました。ここでもしばらくすると雨が上がったので、天王寺へと歩くことができました。
外山滋比古さんの本を読んでいて、お礼の手紙を書く習慣を持つというのが心に残りました。なかなか手紙は書けないのですが、これからはせめて葉書ででも、お礼の気持ちを伝える習慣を持ちたいと思いました。今年の夏、信州に行った時、大学の頃の友達が経営している民宿に泊まりました。関西に住んでいる親に、毎週1枚、葉書を書いていると言っていました。なかなか自分にはできないことを続けていました。すごい人だなと感心してしまいました。今年も、お正月前に、訃報がたくさん届いています。お正月が過ぎてから、寒中見舞いを出すようにしようと心ひそかに思いました。
今日は歩いたというよりも、移動しながら本を読むウォーキングになりました。撥水効果のあるズボンをはいていると、傘をさして雨の中を歩くこともできるのですが、雨が降ってくると無理をしないで喫茶店で本を読むほうがいいようです。作家の眉村卓さんは、発想に困ったときは電車に乗ることがよくあると、読んだことを思い出して、天王寺で雨に降られると、JR環状線に乗って読書をしながら1周して帰ることもできるし、また、天王寺から地下鉄で梅田まで行ってからなかもず駅へと帰ることもできるかなと思いました。キセル乗車にならないように、同じ経路を通らない遠回りコースを考えて帰るとよいのでしょう。
晴れの日はもちろん、雨の日でもレインコートを準備しておいて、毎日同じコースを歩き続けている近所の人がいます。腰を痛めていたけれど、2年間歩いた結果、調子もすっかりよくなったと言っておられました。同じコースを毎日歩き続けることは、私には出来ないのですが、外山滋比古さんも、大学を退職後、6か月定期券を買って、毎朝同じ時刻の地下鉄で皇居周辺のお気に入りのウォーキングコースに出かけていたと書いていました。みんないい習慣を続けています。私の目標は、週に2、3回の10㎞以上のロングウォークと、週に1回の低山登山をしたいと思っているのですが、まだ実行できているのがわずか一か月です。せめて1年間は続けてからでないと、習慣とは言わないですね。
昨日、夕方18時から22時の使い方がどうもうまくいかないと、以前、晴歩雨読に書きました。今日は、19時過ぎにリビングのテレビを消してみました。そうすると、静かな時間が取れることが分かりました。当たり前ですが、その通りでした。こうすれば、来年度の24時間記録タイプの手帳が、生きてくるように思います。手帳の記録を整えるために生活を変えるというのは本末転倒ですが、そんなこともありかもしれません。