貯筋に励む 2019年11月1日(金)
貯筋というのは、最近よく耳にする言葉です。筋肉を貯めるという造語です。普通の生活をしていると、一年に1%ずつ筋肉が減っていきます。10年で1割も減ります。入院をしてベッドで安静生活をすると、2日間で1%減るそうです。もともと筋肉が少ない人は、少し減ると、もう体を自由に動かすことができなくなり、膝や腰に故障が出てくることになります。入院でなくても、家で殆ど動かないで、家から一歩も出ないで2日間だらだらと過ごしていることもあるので、こんなことをしていると大変なことになります。積極的に動き回るようにしなければいけません。週に二日の幼稚園勤務ですので、毎週5連休になります。季節の良い頃なので、計画的に山登りやロングウォーキングをしたいと思います。健康な間に積極的に筋肉を付けておいて、毎年1%減ると言われている筋肉量を、減らないように維持していきたいものです。たぶん、膝が痛くなったのも、運動不足が原因だと思われます。
昨日、金剛山に登山をしました。山道を上り下りして少し筋肉痛が残っているのですが、今日は2週間に一度の大阪市立中央図書館へのロングウォーキング(17㎞)の日です。スタートしてからしばらくは、いつものように調子が上がらなかったのですが、昨日の山登りが良かったのか、今日は早々にスイスイと歩くことができました。疲れもそれほど残っていなくて、いつもよりも早いペースで大和川を渡り、長居公園の横も通り過ぎました。これまであまり使っていないかった筋肉が、昨日の登山のトレーニングで目覚めているのか、腰回り、お尻回りの筋肉が、よく動いているようです。街歩きだけでは膝で歩いていたのが、山歩きをしたことで腰から歩けているように感じました。お尻の毛細血管に血液が回っているのか、お尻の表面が痒くなってきました。一週間に一度ぐらいは、山登りは大切だなと感じます。山登りをすることで、少し貯筋が出来て、家から図書館まで17㎞を一気に歩くことができました。今日は、まだもう少し、20㎞ぐらいまでは歩けそうな感じでした。しかし、無理をするとまた膝の痛みが悪化するので、うまく足全体の筋肉をバランスよく付けながら、長い距離でも疲れない体を作っていきたいと思いました。一昨日、「インターバル速歩」の本を読んでいるので、街歩きでも、大股で速く歩く歩き方を部分的に取り入れながら、筋力アップ、貯筋を図っていくようにしたいです。11月になりました。歩くには、最高の季節です。
今日は、大阪市立中央図書館で、次の3冊の本を借りました。
①一条真也・渡部昇一『永遠の知的生活』2014年有楽出版
②眉村卓『歳月パラパラ』2014年出版芸術社
③糸井重里『あたまのなかにある公園。』2010年糸井重里事務所
『永遠の知的生活』は、一条真也さんが中心になって書いた本です。一条真也さんは中学生の頃、渡部昇一さんの『知的生活の方法』を読んで感動し、そこに書かれていた生き方を貫いて、読書家、実業家になられた人です。あこがれの師である渡部昇一さんとの対談本です。我が家にも、渡部昇一『知的生活の方法』は絶対にあると思って探し回ったのですが、今の所まだ見つけていません。図書館で借りて、この『知的生活の方法』も読んでみようと思います。眉村卓さんは、SF作家です。エッセイを読んでから、眉村卓さんの書かれたSF作品も読んでいきたいと思っています。糸井重里さんの『あたまのなかにある公園。』は、前に借りた『思えば、孤独は美しい。』2017年と同じシリーズの本で、今回は2010年の1年間の「小さな言葉」を集めた本です。
前回、図書館に行ったときの記録にも書いたのですが、これらの3人の人が、大学で一気に講演をしてくれるとなると、とても贅沢な講座となります。自分で贅沢な講座が組めるなんて、図書館は便利だなあと思います。そんなつもりで、本を3冊借りるようにしています。持ち歩いた方がよく読めるので、あまり厚くて重い本は、選ばないようにしています。