山を歩くと 2019年10月29日(火)
昨日、生駒山の山頂から石切駅へ下ったのですが、山を歩くと翌日はあちこち足が痛いです。今回は、歩いている時から、足の膝回りの筋肉が痛くて、下りなのに途中で休憩しなければいけない状況です。日々、健康には気にかけていて、街の中はかなり歩いているつもりですが、筋量は確実に落ちています。テレビの番組で聞いた話ですが、普通に生活をしていても、年を取ると毎年1%ずつ、筋肉は落ちると言っていました。10年間では1割になります。意識的に鍛えないといけないなと感じるようになりました。
生駒山へは、小学校の遠足でよく行きました。登りはきついので休憩はするのですが、下りで疲れるなどこれまで全くありませんでした。困ったことです。これから計画的に、山歩きをしなければいけないなと思いました。昨日、時々フルマラソン、ハーフマラソンに参加されている近所の人と立ち話をしたとき、「歩く時に使う筋肉と、走る時に使う筋肉は違うのですよ」と、話されていました。山歩きの筋肉もまた、全く違うと思います。
学校で先生をしている時は、多くの時間、立って仕事をしていました。体育の時間もあり、職員室から教室へと行き来するだけでもかなりの運動量です。教室から講堂へ行くには、学校の端から端まで歩くことになりました。時間に追われての移動なので、サッサと速足で歩いていたと思います。また、理科専科の教師をしている頃は、よく野外観察もしていました。小学校を退職後の、幼稚園の午前中勤務をしながら大学の講師を3年間している頃も、電車で4か所の大学へ行く時はよく歩きました。また、大学の講義も90分間立ったままなので、これもそれなりに運動量がありました。今年の6月から、幼稚園の勤務が2日だけなので、家にいることが多くなり、一気に、立っている時間、移動の時間が減り、運動量が減っていると分かりました。特に、今年の夏は猛暑が二か月間も続き、あまり動かない日々だったと反省します。
外に出て生活をしていると、やはり移動があり、立っている時間が多くなります。一方、家にいると、居間に座っているか、書斎に座っているかの時間が多くなり、足腰の筋肉が衰えるのは当たり前のことだと分かりました。花壇の世話をしていても、花壇は少ししかありませんし、買い物もすぐ近くにライフがあるので、遠くまでいくことはありません。幼稚園に行く2日間は、半日勤務ですが、2時間半から3時間は、立ったままずっと子ども達と一緒に活動をしています。行き帰りの移動もあり、たぶん、5時間以上は、確実に立っている生活ができていると思います。しかし、家にいる日は、買い物なども含めても、1~2時間しか立っていないなと思われます。これでは病院で入院している状態、ベッドに寝ている生活と同じです。たぶん、健康な足腰を保ち続けるには、一日に5、6時間以上、できれば8時間は、立って生活している時間が必要なのだと思います。
これからは、電車に乗っても意識的に立っているといいのではないかと思いました。運動のために街へ出るので、電車に乗っている時間は立っている時間でいいのではないかということです。本を読む時も、立ったままでいいのかもしれません。工事現場の人、農業をされている人、そして教師、みんな多くの人は、立って長い時間仕事をしています。家にいて、読書やパソコンで文字を打っているだけの座った生活を日々続けていると、わずか数日で、一気に足から衰えるのは当たり前だなと分かりました。