10月の最高気温の更新 2019年10月1日(火)
今日から10月が始まります。二学期制の学校では、後期に入ります。今年はまだ幼稚園に勤めているのですが、10月になると、あと半年ということです。毎年、今年でやめるといいながら、ずるずると4年目になっているのですが、本年度で幼稚園の勤務を終えようと考えています。大学の講義は3年間、4校で教えることができましたが、全て終えました。週に3校の大学に行っている時は、資料作りに大変でした。
まだ、家にいるだけではもったいないので、近くの小学校の理科支援員で教育のお手伝いができるといいかなと考えています。通勤の時間がかからない、今住んでいる校区か、隣の校区ぐらいでできるのなら、週に3日ぐらいなら可能です。一度、教育委員会に電話で尋ねてみようと思います。ボランティア的な仕事をして、堺市の教育に少し恩返しをしたいです。毎回、大きな仕事環境の変化がある時は、かなり前から悩みます。小学校の副校長を終えてから、幼稚園に行くとき、また、大学で教えるときなど、大きな変化になるので、自分がその環境に耐えることができるかどうかをいろいろ考えます。今回は、知り合いの校長先生が近くの小学校にいるので、相談をしてみることにします。理科支援員が欲しいと教育委員会に申請してもらって、その学校に行けるようにしようと思います。少し早くから計画を進めます。
今日は、二日前の妙見山の山歩きの筋肉痛が残っているのですが、とにかく歩くことにしました。8時30分に家を出て、難波まで歩きました。朝から気温が高くて、大変でした。大阪は最高気温が33.1度にもなりました。10月としては最高気温の更新になっているようです。2010年から今年までの10月の気温を調べましたが、こんな高い気温はありませんでした。ネットで調べると、次のようなニュースが出ていました。
「高気圧に覆われて近畿から北海道では、広く晴れて気温が上がっています。1日13時までの最高気温は、大阪府枚方市で33度6分、愛知県豊田市で32度2分など近畿や東海の所々で統計開始以来、10月としての1位の値を更新しています。また、大阪市で32度8分、京都市で32度0分、名古屋市で31度4分と3日連続の真夏日となっています。東京都心で30度1分など関東でも30度を超えています。運動会の練習など屋外で活動される方は、こまめな水分補給をとるなど熱中症には注意してください。」
前回の台風17号と同じように、台風18号が日本海に入るコースを通ります。17号の時も、熱帯の暖かい空気を持ってきて日本海を通ったので、西日本は一時的に高温になりました。通り過ぎた後の吹き返しは、北西の風になり急に気温が下がりました。今回も同じように、通り過ぎた後、涼しくなってほしいです。
地球温暖化の現象が、今日の10月の最高気温の記録更新でも感じることができました。9月23日のグレタ・トゥーンベリさんの国連気候行動サミットでの演説が、実感として大阪でも感じられました。ネットで、グレタ・トゥーンベリさんのことを調べてみました。
「スウェーデン人の環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさん(16)は23日、米ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットで演説し、気候変動問題について行動を起こしていないとして、各国首脳を非難した。トゥーンベリさんは、約60カ国の首脳や閣僚を前に、「あなた方は、私の夢や私の子供時代を、空っぽな言葉で奪った」と激しい口調で語った。具体的な対応策示さない国は演説禁止に、気候行動サミットは、国連のアントニオ・グテーレス事務総長の呼びかけで、言葉ではなく行動について議論するために開かれたもの。開催に先立ち、グテーレス事務総長は、温室効果ガスを削減するための具体的な対応策を持ってきた国の代表者のみに演説を許可するとしていた。グテーレス事務総長は2050年までに二酸化炭素排出量を正味ゼロにすることを目指すことに加え、各国に化石燃料への補助金を削減し、新規の石炭火力発電所の建設中止を求めている。この石炭火力発電をめぐり、日本の安倍晋三首相とオーストラリアのスコット・モリソン首相は、参加が認められなかった。気候変動に懐疑的な立場のアメリカのドナルド・トランプ大統領は、登壇の機会が設けられていなかったためサミットに出席しないとみられていたが、議場に一時姿を見せた。ブラジル、サウジアラビアもサミットに出席しなかった。
「空っぽな言葉で夢を奪った」
トゥーンベリさんは熱のこもった演説の中で、「なにもかも間違っている。私がこの壇上にいるべきではないし、私は海の反対側で学校にいるべきだ。それなのに、あなた方は私たち若者に頼って希望を求めにくる。よくもそんなことを」と述べた。
「あなた方は、私の夢や私の子供時代を、空っぽな言葉で奪った」さらに、「私たちはあなた方を見ている」と述べ、早急に対策を講じるよう各国首脳に求めた。」
目の前の楽な生活だけを求めて世の中の進歩が進んでいるので、並行して地球の温暖化も早めています。今の幼稚園児は、これから100年間生きる人たちです。この子たちが住みやすい地球環境を守っていくことを、長い見通しを持って考えていく必要があります。今だけ良ければそれでよし、というような生活が地球環境を壊していきます。