植物や昆虫の名前を調べる 2019年7月20日(土)
曽爾高原で、植物や昆虫やキノコの写真を撮影してきました。また、街を歩いて、花や虫の写真を撮ってきています。それらの名前を調べるには、かなりの根気と気力が必要です。子ども達も見るブログに、自然の紹介をしているので、あまりにひどい間違いも載せられないので大変です。知っているものでも確認のために今一度調べます。全く知らない植物や昆虫を調べる時は、とても時間がかかります。
最近の道端の野草には、外来植物、栽培植物がどんどん混じってきていて、図鑑に載っていない、見たことのないものが次々に現れます。撮影した花の名前を調べるのは、楽しみですがとても大変です。野外観察会で、よく知っている人に教えてもらうと、そうなんだと当たり前に聞き取っている植物名も、自分で調べるのは困難です。野山や田畑の近くの昔ながらの安定した場所の植物は、図鑑に載っている普通の植物が多いですが、街や公園で見つける植物の名前を調べるのが案外難しい場合がよくあります。外来植物専用の図鑑を活用します。花壇から逃げ出してきている栽培植物の場合は、名前を調べるのが無理な場合もあります。一方、伊吹山や上高地などで植物の写真を撮影した場合は、その地域で見られる植物の一覧が作られているので比較的調べやすく、ネットにも丁寧に植物名を整理している人がいるのでありがたいです。また、街の中の樹木も、花が咲いていたり実ができていたりする時、写真をよく撮るのですが、なかなか調べられない時があります。海外から持ち込まれた見慣れないオシャレな木々があるからです。
昆虫は、あるていど特徴的な形をしているので、分類ごとに調べると、なんとか似たものを見つけることができます。しかし、専門家でも分類が難しいものも多くあり、特定できない場合もあります。毛虫などの蛾やチョウの幼虫は、「イモムシ」図鑑の一覧を端からすべて見て、色や特徴を見比べて調べるしか方法がありません。毛虫の写真を撮ってしまうと、本当に時間がかかります。
キノコの場合は、毎回、大きな図鑑を最初からパラパラと全部をめくりながら見て、似ているものを探していきます。分類が殆ど分かっていないからです。シダやコケや地衣類も、図鑑は持っているのですが、写真を撮っても、名前の特定まで行きつきません。
岩石は、これまであちこちで野外観察をしてきているので、ある程度見分けがつくのですが、子どもに聞かれて分からないものも、時々あります。
鳥は、名前がわかるようになりたいのですが、なかなか観察ができていません。たまに写真を撮っても、望遠レンズのカメラではないので、はっきりと写っていないことが多く、図鑑で調べることもできないのが現状です。鳥は詳しくなりたいなと思っています。
最近、スマホで写真を撮ってネットにあげるだけで、自動的に名前が調べられるアプリが進化してきているようです。植物や昆虫や鳥などの名前が、苦労をせずに調べられるようになってきています。便利な時代になってきたなと思います。まだ、その機能を使ったことはないのですが、これからの子ども達はどんどん活用して、賢くなると思います。