準備を整える  2019年7月1日(月)

 

 いつでも直ぐに歩きに出られるように、準備を整えるようにしています。忘れ物をしないように、また、カバンや帽子など迷わないように、いつもの恰好が定着してきています。歩きなれるということは大切です。最近は、朝起きて20分後には歩き始めることが出来るように、リュックに、スマホ、ルーター、iPadを入れるだけです。冷たいお茶は、前日の夜に作っておいて、それを、マイボトルに入れます。靴は、その日の天気の状況と、歩く距離、膝の調子を考えて、3種類の靴から選びます。夏の日差しに向けて、大きな縁の帽子を購入しました。

 家の近くから10㎞ほど歩く場合は、特別地図を準備しなくても、iPadの地図で歩けるようになりました。スマホでもいいのですが、まだ、iPadの画面が大きく見やすいので持ち歩いています。スマホとiPad、両方があると、片方が使えない時でも、なんとかなります。バックアップのために2種類持ち歩くようにしています。電気機器は、電波の加減や、充電の不備などいろいろなアクシデントがあり、二つの通信機器を持っていると心強いです。

 今日は、近くのコンビニまで地図をコピーするために行きました。図書館で借りていた、六甲、大台ケ原、比良山の登山地図から、自分が歩けそうな道を研究することにしました。六甲は、ロックガーデン周辺に行ったことがありません。大台ケ原は、頂上近くまで車で行くことができて、頂上周辺を一周歩くことができるので行きたいです。滋賀県の蓬莱山付近は、ゴンドラとリフトがあるので安心です。高見山は、高見峠まで車で行くと、30分ほどで頂上に行けそうです。先ずは、このような楽ちんコースで、周辺を歩いて土地勘をつかみ、次は少し違う道から登るような歩き方をしたいです。曽爾高原から俱留尊山へも登れるかなと、地図を見ながら考えています。A3の用紙が開いて入る大きなファイルに入れました。めくっていくと歩いてみたい山々が、次々に現れます。心はワクワクしますが、はたして歩けるのか心配です。

 これまで忙しい仕事の日々を送っていて、殆ど山へは行けていませんでした。「週末は登山」という本も読んだことがあります。仕事と毎週の登山を上手に組み合わせて、ずっと山登りをされている人がいます。私は、小学校で先生をしている間は、ほぼ週末は原稿書きの日々で、殆どどこにも行けなかったなと思い起こします。高校生から大学生の頃は、月に一度は登山をする友達がいたので、岩湧山を中心によく歩いていました。大学生の頃は、地質調査で二上山周辺を歩いていました。しかし、教職についてからは、学校の耐寒登山以外で、山を歩くことはありませんでした。これからは、準備をして、まずは車を使った楽ちん登山から始めたいと思っています。

 最近登った山は、伊吹山、御在所岳、生駒山、二上山、金剛山、葛城山、和泉葛城山、若草山、畝傍山、耳成山、三輪山ぐらいです。勿論、これらの中の高い山には、ケーブル、ロープウェイ、車を使っています。比叡山や六甲山にも行っているのですが、頂上には立っていません。昔は、木曽駒ヶ岳の宝剣岳、乗鞍岳、屋久島の縄文杉、阿蘇、雲仙、霧島、三瓶山、伊豆大島三原山、蔵王、御嶽、浅間山、富士山宝永火口、箱根駒ヶ岳などへは行っているのですが、登山というよりも、自然観察や地質調査などの目的で出かけています。島も、屋久島、壱岐島、隠岐島、伊豆大島、三宅島、石垣島、西表島、利尻島、礼文島、淡路島、小豆島、大久野島(うさぎ)、周防大島、蒲刈島、大崎島、天草諸島(御所浦島)、ハワイ(オアフ、ハワイ、カウアイ)などへは行きました。登山が目的ではありませんので、頂上を目指して歩いていません。準備を整えて、山歩きへ行きたいです。

                                                                                                          

■歩き関係の本を見つけました。一覧表にしておきます。

トレイルズ  ロバート ムーア

(ワールド・トレイルズ 世界は歩いてみたい道にあふれている)

ウォークス 歩くことの精神史  レベッカ ソルニット 

失われた自然を読む力  トリスタン ゲーリー

メインの森をめざして  加藤則芳

ジョン・ショーアトレイル  加藤則芳

ロングトレイルという冒険  加藤則芳

街と山のあいだ  若菜晃子