読みたいことを書く 2019年6月28日(金)
昨日は雨でした。四国の近くで熱帯低気圧から台風3号として発達した雨雲が近畿地方にひろがりました。大きな台風ではないのですが、朝から一日中、雨になってしまい、幼稚園のプール遊びはできませんでした。G20のために大阪に来られる世界の要人たちも、雨の大阪にやってきています。
一日置きにちょっと長距離を歩いているのですが、昨日は雨なので歩けませんでした。午後から難波の珈琲店で休憩してから、本屋さんで少し本を見ました。その時、「読みたいことを書く」という題名の本を見つけました。内容は見ていないのですが、「そうそう、自分が読みたいことを書けば良いのだ」と、深く納得してしまいました。少なくとも、自分も読みたくないようなことを書くのはいけないということです。自分の興味のあること、自分の記録になることを書くのがよいということです。
先生をしている時は、読んだ本のこと、お出かけしたこと、最近ちょっと思っていることを中心に、学年だより、学級だより、理科便り、学校だよりなどの、お便りを書いてきました。子どものため、保護者のためというよりも、自分の記録を中心に書いてきたなと思います。後で、自分が読んでみたいことを書き残していました。今読んでも、そんな本を読んでいたな、お出かけをしていたな、子どもといろんなことをしていたなと、楽しく思い出すことができます。もしかしたら、「読みたいこと」とは、事実をしっかり書いておくことかもしれません。
事実は、とても重要です。その時はあまり意味が分からないことでも、あとでつながってきます。例えば、昨日セミの抜け殻を、幼稚園のこぎつねが持ってきていて、「もうセミがいるのかなあ」と言いながら写真記録をしていると、今朝、我が家の近くの公園に、脱皮に失敗したセミがいました。事実はつながっていきます。何気ない事実をしっかり記録していくことが、あとで読みたい記録となります。事実を選び出すことはとても難しいのですが、そこが書く人の感性であり、楽しさにあたるのではないかなと思います。図書館や本屋で本を数冊選ぶように、日々の生活の中で事実を数個選んで、生活を記録することは楽しい作業です。
今日は、昼間は30度を超えるというので、朝5時30分から、いつもの天王寺に向けて10㎞を歩きました。朝の気温は24度です。曇り空で、日差しはありませんでした。今日は体調もよく、天王寺には1時間50分で到着しました。1時間40分で歩くと時速6㎞歩きで、2時間で歩くと時速5㎞歩きになります。今日は、丁度その中間ぐらいの速さで歩いたことになります。歩きなれていない時は、10㎞を2時間30分もかかっていたので時速4㎞歩きでした。今日の給水は、最初はお茶を500㎖、後半はポカリスエット500㎖と、合わせて1ℓでした。面白いことに、歩く前の体重と、帰って直ぐに測った体重が全く一緒だったので、汗をかいた分の給水をしたことになりました。ほぼ飲まないで歩くと体重が1㎏減っていたことになるのですが、それでは後で熱中症になってしまいます。今の季節は、1時間に500㎖、又は、5㎞で500㎖が目安です。
堺から大阪市の天王寺に向けて歩いていたのですが、朝からランニング用のリュックを背負って、走っている若い女性に追い越されました。背中で揺れないようなリュックだったので、本格的に走っている人だなと思いました。かなり速く歩いているつもりでしたが、追い抜かれた後、距離がどんどん開いていき、すぐに見えなくなってしまいました。フルマラソンを4時間で走る人は時速10㎞、2時間の人は時速20㎞にもなります。100mを10秒の人は時速36㎞です。