熊野古道について 2019年6月9日(日)
朝から歩きの二日目です。やはり、毎日歩くと体調がいいです。朝から歩かないでいると、午後から暑くなる場合、全く歩かない一日になってしまいます。歩数計を付けているので、歩きに出ない日は2000歩以下になってしまいます。入院をしているような状態になります。これでは、歩けない体になってしまいます。今日は堺市の市長選挙があり、午後から孫も来ます。朝の間に歩いておくようにしました。
夕方、図書館に行きました。近くの堺市の図書館で次のような本を借りました。
『ちゃんと歩ける熊野古道 中辺路・伊勢路』 春野草結 2017 山と渓谷社
『熊野古道を歩く』 JTB 1999 JTBキャンブックス
『大阪50山』 大阪府山岳連盟編 2002 ナカニシヤ出版
『金剛・葛城 紀泉高原』 山と高原地図50 2017 昭文社
50年間で1000山を歩いた人の話を読んでから、まだ登っていない新たな山を歩くためには、かなり周到な準備が次々と必要だなと思うようになりました。また、知り合いの現役の先生は、近畿地方の200名山にはほぼ登ったと話をされていました。行先を決めて資料を集めて準備をするのは、楽しみだと言っていました。次々に登るためには、次々に準備が必要です。そう考えると、昨年、大阪府内の紀州街道、熊野街道を続けて歩いている時は、一気に大阪府内のコース地図をネットから印刷をして、クリアファイルに入れていました。準備ができていると、次々に続けて和歌山まで歩くことができました。
学校の先生をしている時も、学習の指導計画を立てたり、指導細案を立てたりしていました。また、教科書の理科指導書を書く時も、同じように指導目標、指導概案、本時案、参考資料、評価テストと、順を追って書き進めていました。これまで身に付けた仕事の進め方を、山登りや街道歩きにも生かしていくようにするとよいのでしょう。これまで全生活の時間、ほぼ仕事だけに集中していて、趣味の歩き(フィールドワーク)は出張のついでに、その周辺を歩いているだけでした。出張はいろいろな所に行ったので、知らない間に、各地を歩くことができましたが、計画的ではありませんでした。これからは出張がないので、自分で行先を決めないと、何も進まないということを感じてます。
まず近隣の山歩きをするために、『金剛・葛城、紀泉高原』周辺の登山用の地図を図書館で借りてきました。部分的にカラーコピーをして、長い時間じっくり見ました。これまで歩いていない新たな登山コースがたくさんあることが分かります。駐車場がある登山口も分かりました。ぐるっと周回路を歩いて駐車場に戻るコースも立てられそうです。まだ歩けていない、ダイヤモンドトレイルの西の端の槇尾山への道も分かりました。
熊野古道の本からは、小辺路、中辺路のコースの案内をじっくり読んで、歩くにはどのようにしたら可能なのかを考えました。田辺から滝尻王子までが20㎞。滝尻王子から本宮までが中辺路で38㎞もあります。中辺路を歩くには、途中一泊する必要があります。一泊しながら長距離を歩き続けるのは、体力的に可能かどうかあまり自信がありません。車と路線バスを使いながら、何日かに分けて歩くようにしたほうがよいかなと思います。また、バスツアーを使って、途中でピックアップしてもらいながら、歩く方法もあることが分かりました。発心門王子から本宮への8㎞だけを歩く、日帰りバスツアーもあります。
和歌山県内の紀伊路(熊野街道)は、紀伊駅から田辺駅まで100㎞もあります。距離が分かりましたが、どのように区切って歩くかは、これから計画を立てていきたいなと思います。熊野古道は、『ちゃんと歩ける熊野古道 中辺路・伊勢路』の地図がとても詳しく、これを片手に持って歩くと道に迷うことはないなと思いました。紀伊駅から田辺までは、『熊野古道を歩く』の本をコピーしたり、和歌山県が出している紀伊路の歩き用のマップを探したりしたいと思います。先ずは、それらをコピーして、ファイルに入れていくところから行動が始まると思います。