幼稚園の自然のおたより 2019年6月6日(木)
幼稚園の自然のおたよりを出しても良いことになりました。これまで幼稚園の先生方の保育の邪魔をしないように、目立たないように、遠慮がちに行動してきたのですが、今日、副園長先生とお話をしていて、「おたより出してもいいですよ」と言われました。毎週でも、月に一度でも、ご自由にどうぞということです。幼稚園にくる4年目の目的ができたので嬉しくなりました。3年間幼稚園の保育の様子をみてきたので、的外れのことも書かなくなっていると思います。
ブログは今日、383回のアクセスがありました。幼稚園の保護者の関心の高さが感じられます。これまで幼稚園での活動の様子はブログで発信していたのですが、印刷物にすると、さらに虫マニアの子どものご家庭以外の方にも見てもらえます。子ども側に立った、そして、幼稚園の先生方の保育の支援になるような発信をしたいと思います。どのように書き進めるのか少し構想を考えてから書き始めることにします。
少し前の新聞の記事に、学校や幼稚園の先生の理想像についての調査結果が掲載されていました。表題には、「話聞いてくれる先生が理想」とありました。保護者アンケートによると、小学校では、①真剣に話を聞いてくれる。②信頼関係を築けている。③こころと向き合ってくれる。④ひいきをしない。⑤厳しく叱ってくれる。が挙げられています。保育園・幼稚園では、①ほめるのが上手。②こころと向き合ってくれる。③真剣に話を聞いてくれる。などがありました。また、「子どもに向けて掛けられて嬉しかった言葉」は、①優しいですね。思いやりがあります。②頑張っていますね。が挙げられています。これらアンケートから見えてくるのは、子どもに向き合って、子どもの事を真剣に見てくれている先生で、なおかつ、保護者の話を聞いてくれる先生が、保護者の思っているいい先生像ということです。しかし一方、教え方、学力、探究力、集中力、生活習慣という言葉がアンケートの中に見られなくて、対人関係が中心なのだなとも思いました。これらの記事をさらに深く考えると、「先生はあまり信頼できない人が多い、私の子どもを取り敢えず大事にしてね」というような、本来の教育の根本のところが期待されていないことも読み取れます。幼稚園や小学校の先生に、何を期待しているのかというところが問題だと思います。学習やスポーツは、習い事で保護者が頑張っているということなのでしょうか。学校教育や保育が期待されていない、大変な時代になってきているなと感じました。
本来の教育を取り戻すためのおたより、少し頑張りたいと思います。