堺市内古墳めぐり 2019年4月6日(土)
足場を組んだ状態の家で毎日生活をしているのに、少し疲れてきました。まだ2週間ほどかかりそうです。屋根から外壁、バルコニーの防水工事と、一気に綺麗になるのはいいことですが、気疲れしてきました。
三日前に、大仙公園へ歩きに行った時は、「御廟山古墳」と「いたすけ古墳」の2つの古墳に立ち寄ってから大仙公園に入りました。いたすけ古墳は、初めて見ました。堺市の小学校で12年間も勤めていたのに、古墳巡り、古墳研究をしていなかったなと今頃になって思いました。仁徳陵古墳は、周囲を何度か歩いているので、周辺の様子は少し分かっているのですが、他の古墳は殆ど知りません。
そこで、しばらくは、古墳の周辺を歩いてみようと思います。大きな古墳は、「反正天皇百舌鳥耳原北陵古墳」、「仁徳天皇百舌鳥耳原中陵古墳」、「履中天皇百舌鳥耳原南陵古墳」と、3つが台地の上に北から南へと並んでいます。北陵、中陵、南陵となっています。この台地というのは、大阪市内の上町台地の続きが堺市まで続いている海抜15m程の段丘地形にあたります。昔は、その坂の下から海だったということです。海から見た時、それらの3つの古墳が台地の上に並ぶことで、さらに大きく見せていたことになります。
以上の5つの古墳と、中百舌鳥駅から近くに「土師ニサンザイ古墳」があり、これら6つの古墳は、かなり大きな古墳です。堺市の百舌鳥古墳群巡りのコース案内には次のように書かれています。
▼南海高野線堺東駅をスタートして百舌鳥古墳群北端にある百舌鳥耳原北陵・反正天皇陵古墳、方角に関する災いを除けることで知られる方違神社、永山古墳を経て世界3大墳墓のひとつで日本最大の前方後円墳である仁徳天皇陵古墳周遊道路を約半周、仁徳天皇陵古墳拝所を参拝します。堺の歴史・文化がわかる堺市博物館を見学、大仙公園内の遊歩道を通り日本で3番目に大きい百舌鳥耳原南陵・履中天皇陵古墳周りの散策と拝所の参拝後、いたすけ古墳、御廟山古墳を経て樹齢700~800年とされる大くすで有名な百舌鳥八幡宮を参拝。最後に前方部が大きく広がった姿が古墳群で最も精美といわれるニサンザイ古墳を周遊し、南海高野線中百舌鳥駅にゴールする健脚者向け百舌鳥古墳群めぐり1日コースです。
このように回ると、大きな古墳を1日で全部行くことができるようです。家が近くなので1日で回る必要はなく、それぞれの古墳の周囲はどうなっているのかをじっくり確かめながら、歩いてみたいと思います。役所に行くと、詳しい古墳マップもあると思うので、地図を持って歩いてみます。