歩くテーマを持つ  2019年3月19日(火)

 

 昨日、月曜日に引き続いて、今日も午後から天王寺まで歩きました。午前中、自分の決めた量の仕事をこなすことができたので、午後から歩くことができました。だらだらと一日中進めるよりも、集中して時間内に仕事をして、そこから後は、仕事から離れる生活がいいと、春休みになってからの1週間の生活を振り返って思いました。

 曽野綾子の文章を読んでいて、「長い年月時間に縛られて暮らしてきた生活に存分に復讐して死ぬのはなかなか乙なものだ。しかもこの復讐は陰湿ではなく、笑いがあることが素晴らしい。定年後も会社にしがみつくような策のないことは、その人の生涯にかけてはずかしいことだろう。」という文章があります。「街をぶらつくこと。展覧会で絵を見ること。垣根の刈り込み。川の源流を探索すること。料理、習字、木彫、陶芸、いずれも今日しなくても明日できること。しかも極めると奥が深い。」とも書かれています。「真の暇人」に徹することが、自由を手に入れることになるようです。どんな本でも読めるし、何処へでも行けるし、自分で自分の時間の計画を立てられる生活は、いいものだなと思います。

 一方、曽野綾子さんは、ネットで調べると膨大な量の本を書かれてきています。いろいろなところの役員もされてきていて、また、過激な発言をされることでも有名です。1931年生まれなので、もうかなりの御高齢のようです。暇人の生活のことを書きながら、新刊書も出されているような、第一線の知識人の世界で生きておられる人です。

 気持ちよく歩ける時期にあちこちと歩いておきたいと思います。昨年の夏は、2か月間、本当に暑かったです。35度を超える日が続きました。30度を超えると歩くのは本当につらくなり、35度を超えると2㎞ほどでも命が危ないなと思いました。昨年の夏は、早朝に歩かないのが失敗でした。

 でもまずは、4月の歩く計画を立てたいと思います。これまでも、一つのメインルートを開発して、そこから広げていくような歩き方をしていたので、そんなメインルートをどこにするかを決めたいなと思います。テーマを持つと、どんどん歩きも広がります。今は、テーマを持っていないので、近場ばかりを歩いていますが、少し遠くへと広げていきたいものです。