日々のこと  2019年3月14日(木)

 

 朝、家を出る5時45分、空が明るくなってきました。奈良の小学校へ通っている時も、その後の幼稚園通勤も、同じ時刻に家を出ているのですが、3月になると空が明るくなってから駅へと歩くことができます。11月~2月の4か月間は、星を見ながら朝出かける日が続くのですが、3月になるとホッとします。朝から星を見ながら駅までの道を歩くのは、少し寂しいような、かなり気合がいるような生活でした。

 今年度はこの早朝からの通勤が週に2日になったのですが、それでも、毎朝4時50分には起きる生活を続けています。朝の起きる時刻を6時にしてしまうと、週2日の幼稚園へ行く生活が出来なくなるような気がします。自称「村上春樹さん生活」を目指した4時起きを続けたいなと思います。村上春樹さんは、朝4時から午前中の間にサラリーマンのように毎日原稿を書き、午後からは運動やお買い物や読書や人に合うなどに使うような生活スタイルをされています。海外で生活をされている時も、同じようにしているそうです。今年はノーベル文学賞が2人です。今年こそノーベル文学賞を受賞されるでしょうか。

 昨日、昨年の台風で屋根の先端が飛んでしまった所の修理がやっと始まりました。家の周りに足場を組むのに1日かかりました。今回は、屋根の修理だけでなく、外壁塗装とバルコニーの防水工事もすることにしました。大がかりな工事が1か月ほど続きます。昨日は、お天気は良かったのですが、珍しく北風が吹いて寒い一日でした。職人さんたちは、寒い中で働いてくれました。一度温かくなってからの寒の戻りは、体にこたえます。昨日は昼過ぎに震度2~3の地震があったのですが、工事の音が大きく感じませんでした。

 五木寛之さんの『とらわれない』(新潮新書2016年)を、今読んでいます。五木寛之さんは、80歳を越えられていますが、お元気に講演や執筆活動に取り組んでおられます。五木さんの身の回りの生活のエッセイは、リズムがよくて、読んでいて楽しくなります。文章の中に、悪口や批判が少なく、自分の生活の周りで起こったことを楽しく取り上げて書かれているので大好きです。「自由とは本来さびしいものである」とか、「歩くことも生き甲斐になる」とか、「健康ブームは面白がってやる趣味」とかの考え方は、一緒だなと共感できました。