三つの計画  2019年3月8日(金)

 

 新年度に向けて、新しい計画を持ちたいと二日前の晴歩雨読に書きました。何か大きな区切りをつける時、新企画をこれまでも考えるようにしてきました。ちょっと大きめの計画で、1年続けることができたら、もしかしたら、形になっていくであろうものです。自分の得意なことが一つ増えるようにしていきたいと思います。

① 1、2泊しながら歩くという計画を、進めてみたいなと思います。登山はあまり自信がないので、山裾、高原、里山歩きがいいかなと思っています。今は、歩いているようで、それほどトレーニングになっていません。足に負担をかけないようにトレーニングをしながら、故障をしないように脚力をつけていきたいと思います。トレーニングセンターに通うというような方法ではなく、実際のフィールドワークを通して、健康な体を維持していきたいものです。宿泊するホテルまで車で行き、その周辺の散策路やハイキングコースを歩くというものでよいのかなと思います。二日間歩くと、その周辺が詳しくなります。昨年の夏、二日間上高地へ行って、上高地の観光地図の多くの部分を歩きました。自然観察もたくさんできました。そんな歩き方をあちこちでしたいなと思います。車で走り回る観光地巡りでない、歩き旅をしたいと思います。

② あちこちの図書館で、テーマを決めて、本を読む、調べ物をするという生活です。家から出て図書館に行き、そこで、本を読んだり、パソコンで文章を書いたりできるといいなと思います。家では、贅沢にも、かなり広い部屋を自分用に使っているのですが、夏は暑すぎて、冬は寒いのです。また、家では直ぐに眠くなります。家から出て移動することで、緊張感も出てきます。ノマドワーカーという言葉をこれまでも使ってきました。先生をしている時も、学校だけでなく、電車の中、帰りの難波の喫茶店、図書館で、仕事をしてきました。出張にも多く行っていたので、その電車の中もホテルも、仕事場所でした。同じように、これからも家から私的に出張先を決めて、移動しながら本を読み続けたいと思います。電車代はかかるのですが、それ以上の得るものがあると思われます。

③ お習字や絵を描くことを、一週間に1度、する日を決めたいなと思います。大学生の頃まで、書道を習っていて、大きな展覧会にも出していたのですが、先生になるとまったく時間がなくなり、離れてしまっていました。これは、たぶん続けることが、かなり難しい課題になると思います。前にも書いたように、これまでは予定が自動的にできていき、それをこなす生活でしたが、予定を自分で決めてそれを自分の意思で進める生活へと4月から変わります。手帳に予定を書くのも、入ってくる予定が重ならないようにするための記録でしたが、れからは、自分で一週間の時間割を決めて、実行していくようになります。これまでそんな手帳の使い方を、したことがありませんでした。

 

 昆虫写真家の今森さんが、今、あべのハルカスで展覧会をされています。これまでも、何度か見たことがあり、本も読んでいます。今森さんのような生活、憧れます。自分で観察の森を作り、その中に住み、写真撮影をしたり、切り絵や立体作品を制作したり、観察会を開いたり、本を書いたり、日本各地や世界の昆虫を見に行ったりする生活をされています。目標にしたい生活です。