ビックバンから歩く   2019年2月26日(火)

 

 年長こぎつねのお別れ遠足の付き添いで、堺市のビックバンに行きました。平成11年にオープンした大阪府の施設です。堺市に住みながら一度も行ったことがなかったのですが、昨年の遠足で初めて内部を見ることができました。かなり立派な施設です。よく管理されています。昨年は、300人ほどでしたが、今年は1000人も園児が来ているということで、とても混みあっていました。幼稚園の遠足は、天気に左右されず、安全で過ごし易い施設に行くのがいいのかなと思います。子ども達は、いろいろなことに挑戦して、楽しむことができました。他の幼稚園の子ども達と交じり合っても、上手に遊ぶことができました。

 私は、ビックバンは家から近いので、奈良まで行って子ども達とバスに乗るよりも、現地集合で参加させてもらいました。9時30分にバスが着く予定でしたので、9時頃に泉ケ丘駅に到着して、ビックバン前の、広場が見える喫茶店で本を読みながらバスが来るのを待ちました。予定通りバスは到着しました。こぎつね幼稚園は、他の幼稚園より一足早く到着して、まず広場で写真を撮り、一番にビックバンに入ることができました。まずは4階から8階までをつないでいる巨大ジャングルジム体験をゆっくり取り組むことができました。その後、室内のアスレチック広場で、他の園からの子ども達と混ざりながら遊びました。昼食後は、パソコンで絵に色を付けて、それを動かす活動をしました。また、昭和30年代の街並み体験や、ゲームや実験ができるコーナーで遊んだりしました。きつねグループのこぎつね達は6人いたので、一緒にいろいろなコーナーを回りました。昭和30年代のお店や生活コーナーは、きつねTだけが、懐かしく見ることができました。

 

 午後2時、こぎつね達が乗ったバスを見送ってから、家まで9キロ、フィールドワークをしながら帰りました。泉ケ丘駅から、田園、陶器山、土塔と、昔の堺の風景を感じることができる道です。田んぼの畔沿いでは、ヒメオドリコソウの写真を撮りました。アヤメも咲いていてびっくりしました。後で調べると、カンザキアヤメというのがあるようなので、おそらくそれだなと思いました。ウメがあちこちで咲いています。気温は15度、最高のさんぽ日和です。今回歩いた道は、○○古道とはなっていないのですが、昔ながらの道です。須恵器を焼いた泉北丘陵と百舌鳥古墳群をつなぐ道です。歩道が殆どなく、さらに車が多く通り危険なのですが、道の右側を進み、前から来る車と勝負をしながら歩きます。時々負けて、溝や縁石の上を歩くことになるのですが、その時は、高い山の細い尾根道を歩いているつもりとします。このような、10㎞ほどのフィールドワークを週に2回ほどしていると、体調もいいようです。自然観察も進みます。