育てたい7つの子ども像   2019年2月24日(日)

 

 2016年7月12日、幼稚園に勤め始めた頃に、お話をさせていただいた時のレジメです。晴歩雨読にまだ掲載していないと思うので、記録しておくことにします。先日のお話の時にも、この資料を活用しました。

 

1. 朝の会で話すことができる子ども

・自分の身の回りの変化に敏感である

・短くまとめて話すことができる

2. 劇や音楽で表現できる子ども

・人の前で堂々と声が出せる

・感性を高め、自己表現ができる

3. 自由研究を教室に持ち込むことができる子ども

・小さな興味の探究をまとめて発表できる

・友達の取り組みから学ぶことができる

4. ひとりで工夫して独自学習ができる子ども

・孤独に学習に向かうことができる

・ノートやレポートにまとめることができる

5. 自分の考えを相互学習につなぐことができる子ども

・自分の考えと他の人の考えを比べたり、つないだりすることができる

・協同して学び合うことができる

6. めあてを持って学習に取り組むことができる子ども

・何事にも自分の目当てを持ち、興味を持って取り組む

・計画的に学習を進める力を持つ

7. 学習や行事の係について、責任を持って進めることができる子ども

・自分の学習と、全体の取り組みの両方の進行を見通す力をつける

・個人主義でない子ども、責任感のある子どもを育てる

 

では、今、親にできること

⑴    親の行動が、子どもの可能性を広げる

⑵    環境は親が作り、行動は子どもが進める

⑶    指示をしすぎないで、子どもが一人で取り組む時間を見守る

⑷    身近な学びの環境(奈良・大阪・京都)を思いっきり活用する

⑸    「体験、読書、話す」力をつける

⑹    子どもの言いたい事を、共感しながら聞く

⑺    「あなたならどうする」「あなたはどう思う」と、考えさせる場面を作る

⑻    親自身が、子どもに直接かかわることのできる、3年生までの「学びの生活」を大切にする