新しい計画 2018年12月31日(月)
教師をしている時は、12月を終えて新年を迎える時、「次の4月からは、何年生を持つかなあ」と考え、1~3月の間に、次の学年でしてみたい新たな実践をいろいろノートに書き出して、今持っている学級で試してみました。その頃は手帳ではなくA4版ノートを使っていて、授業の計画や予定や子どもの記録も、すべて書き込んでいました。こぎつね附小の会議も、2月からは、年度末反省、新年度計画、新年度人事が始まるので、冬休みは、個人的に本年度のことを振り返りながら、次年度の新計画を進める時期でした。
今年の場合は、1月中に残り3回の大学の講義を終えるので、その後は、週に2日の幼稚園勤務だけになります。これまでにない、贅沢な暮らしになります。自分が自由に使える時間がとてもたくさんあります。教師をしている時は、朝の6時から夜の10時ぐらいまで、ずっと学校の仕事をしていました。特に附属小にいたころは、全ての時間が教育中心の生活でした。
今朝、千日回峰行を紹介する番組を見ました。700日間は、1年に100日間、毎日30㎞以上の山歩きをします。その後、9日間の堂入りの苦行をし、さらに100日間は60㎞、175日は83㎞の、京都市中を回る行です。1000日回峰行と言っても、あと25日を残して満行としています。一日83㎞を歩く時は、睡眠時間は3時間になると言われていました。日数と歩いた距離を計算してみると、約4万㎞を歩かれていることになります。地球一周です。
また、若くして起業をして、会社を経営されている人を紹介する番組を昨日見ました。日々、多くの人を使って会社経営をされているのですが、休みの日の生活の紹介に、興味を持ちました。一日をとても有効に、自己研鑽のために使っていました。だらだら休養しているのではなく、本当に上手に読書や映画や観劇などに時間を使う生活をされているなと思いました。また、仕事もグローバルなものが多く、外国人をたくさん雇われていて、会社の中のルールが面白いなと思いました。ホワイトボードのペンの置き方、傘置き場の柄の向きを揃える、電話コードが絶対にねじれないなどを決めていて、「そうそう、かつて教室でもそのようないくつかのルールを決めていたな」と、思いました。それらが守られている時は、教室内に心の乱れがないことが分かりました。
これから、まずしていきたいことは、朝は4時台に起きて、5時から文章を書くことを、今年のように続けることです。朝のスタートが大切です。また、大学の仕事も終えるので、月に2回ぐらい、一泊二日の歩き旅をしたいなと思います。今は、家を中心に、午後から3時間ほどのフィールドワークしかできていないので、二日間歩くと、日本地図レベルにも書き込めるように進むのだろうなと思います。植物や昆虫を中心に、写真を撮るフィールドワークを広げたいと思います。かつて読んだ本で、65歳から歩き始めて、10年後に亡くなられたのですが、およそ3万㎞を歩かれたエッセイが心に残っています。
また、若い頃やっていた書道と絵を描くことを、やってみたいなと思います。曜日を決めるとできるかなと考えます。最近、読書時間が取れないのも、悩んでいます。これまでは、電車の中で読んでいたので、かなりの読書量だったのですが、今は、パソコンで文章やブログを書いたりする時間が多くなってしまい、読書の時間が確保できていません。会社経営をされている社長の休日に、読書と映画の時間が書き込まれていて、その時間はそれをすると決めておられるようでした。最近は、文章を書く時間が多いので、時間を区切るようにしないといけないなと考えました。