日の出・日の入りの時刻 2018年12月26日(水)
冬至は12月22日でした。大阪の日の出は7時2分で、日の入りは16時52分でした。
冬至の日が実は、一番遅い日の出、一番早い日の入りではないのです。前から気になっていたので、この機会に、日の出が一番遅い頃と、日の入りが一番早い頃を調べてみました。秒まで出ているデータではないのですが、1月3日~1月11日の間が7時6分台の日の出となっていて、一番遅い日の出の頃です。また一方、11月28日~12月12日の間が16時48分台の日の入りとなっていて、一番早い日の入りの頃です。
さらに日の出の7時6分台(1月3日~11日)と、16時48分台(11月28日~12月12日)の間でも、真ん中の日にちを最高値と考えると、日の出が一番遅いのが1月6日頃となり、日の入りが一番早いのは12月5日頃かなと思います。そして、12月5日と、1月6日の丁度中間の日にちが、12月22日の冬至となっています。12月22日の冬至が、夜の時間が一番長いというのはこういうことなのでしょうか。ちなみに、南中高度が一番低いのは、12月22日でした。なぜ、日の出が一番遅い日と、日の入りが一番早い日が、冬至をはさんで半月ほどずれるのか、まだ理由はわかりません。
朝、スタバに7時過ぎに入ります。1月9日は幼稚園に行く日なので、その日の日の出は、7時6分台なので、スタバに入ってから日の出となります。そのスタバは、東向きに出入り口があり、おそらく日の出の瞬間は、一番奥まで太陽が差し込むのでしょう。楽しみです。
そして、日の入りについては、一番早く太陽の沈んだ12月6日の16時48分から比べると、冬至の12月22日で16時52分、そして今日は12月26日なので16時54分となっていて、もう6分も遅くなり始めています。
なぜ、冬至の日に、日の出が一番遅くなり、日の入りが一番早くならないのか分かりません。大阪が明石の経度135度からずれているからなのでしょうか。まずそう考えて、経度135度あたりの日の出日の入り時刻を調べると、そこでも同じようにずれていました。日本全国的な問題であるようです。
そこでネットで理由を調べてみました。「南中時刻が年間を通して変動があり、そのずれが大きいのが夏至や冬至の前後であるから」なのだそうです。以下、引用をしてみます。
「実際には、太陽は季節によって動く速度が違うのです(もちろん、この違いは目で見て確認できるほど大きくはありません)。これは、以下の理由によるものです。
①太陽の通り道である黄道と天の赤道が23.4度傾いているため、太陽が天の赤道に対して動く速度が一定ではない。
②地球の公転軌道が楕円であるため、太陽の日々の進みが一定ではない。
ここで、太陽の南中する時刻(太陽が真南を通過する時刻)について考えてみましょう。南中時刻は、ちょうどお昼の12時ではなく、年間を通して変動があります。これも、上記2つの理由によるものです。夏至と冬至の頃は、南中時刻がどんどん遅くなっている時期にあたります。南中時刻は日の出から日の入までのほぼ中間にあたりますので、単純に考えて、南中時刻が遅いほうにずれれば、そのぶん日の出、日の入も遅いほうへとずれていきますね。ちょうど、夏至、冬至の前後は、この効果が大きくあらわれるため、日の出・日の入ともに日々遅くなっていきます。」
「南中時刻がずれる」ということが、なかなか理解できませんが、時計の進み方と地球の太陽の周りを回る進み方が、ずれるということなのでしょう。太陽の動きについて、小学校の理科では、理解できないことがたくさんあります。