少しながめて考えること 2018年12月16日(日)
少し眺めるというのは、隙間の時間に少しだけ眺めておいて、次はどうしようかなと考えることです。長く眺めて、直ぐに行動に移すことも大切なのですが、また少し違う、生活の中の行動です。少し眺めて、一度頭にいれて、すぐに行動をしないで、しばらく間をおいてから行動をするということです。
直ぐに行動をしてしまうと、時間配分ができないで、目の前の必ずしなければいけないことができなくなります。そのため、少し見て、少し考えて、しばらくしまっておくことも大切なのかもしれないなと思っています。
例えば、家のすぐ近くの児童公園の管理をしているのですが、時々見に行って、次は何の世話をしようと考えて、午後から、また数日後に、行動します。お風呂の掃除も担当しているのですが、歯磨きをしながらお風呂場を見て、次に集中して掃除をする場所を決めます。また、包丁の切れがよくないと言われていて、ずっと気にしていたのですが、夕食後のテレビを見てしまう時間にホームセンターに砥石を買いに行って、包丁3本を研いでみました。よく切れるようになったと言ってくれているので、少し嬉しいなと思いました。砥石の説明書を見ると、2週間に一度は、砥石を使うようにすると良いと書いています。少なくとも月に一度、包丁の手入れをしたいなと思いました。これまで、自分で包丁の手入れをしたことがありませんでした。
旅行に行きたい所も、テレビで見た時にメモをしておいて、手帳に書き写しておくようにしています。本で見た時も、晴歩雨読にまとめたり、手帳に書いたりしておきます。少し見て考えて、しばらくしてから行動に移すということと、共通することかもしれません。今朝は、耶馬渓の紹介がありました。九州なので、すぐに行くことができます。これまで何度も九州には行ったことがあるのに、訪れたことのない場所だったので、メモをしました。阿蘇山から流れてきた火砕流が固まってできた溶結凝灰岩の侵食地形です。特に、古羅漢という場所は、ぜひその場所に立ってみたいなと思いました。
「見て少し考える」という行動が大切なのでしょう。見て判断して、メモをして考えて、記憶の中で無意識に整理をして、しばらくしてからそれに見合った時間ができた時に行動に移すという生活スタイルです。見たこと、書いたこと自体忘れてしまう場合もよくあるのですが、手帳(フィールドノート)の中に書き込んでおくと、いずれ次の行動につながります。手帳やブログに書き写すと、そのメモの紙は捨てていきます。
「見て少し考える行動」とい行動は、意識的にしていかないと、あまりしません。物を見て、自分はどうする、何を考える、次にどのようにつないでいく、と考えるようにしています。それは、科学でいう所の、観察ということなのでしょう。