新しい手帳  2018年12月15日(土)

 

 新しい手帳を買いました。来年度は、今年よりもさらに手帳に書く予定が少なくなるのですが買いました。小学校を退職してから3年間、大学の講義と幼稚園への勤務をしているのですが、カレンダーにメモを書いておく程度で、予定の記録は十分でした。手帳に予定をしっかり書いて、先を見通して行動しなければいけないようなことは、以前に比べてとても少なくなっています。小学校で主幹教諭や副校長をしている頃は、いろいろな会議が学校内外であり、また、締め切りのある仕事や出張も多くあったので、予定を書く手帳なしでは生きていけなかったのですが、最近は細かく予定を書く必要は殆どなくなりました。

 しかし、記録をしていくという使い方では、手帳が役に立ってきています。見た昆虫や植物、出会った人の名前、読んだ本、図書館で借りた本、フィールドワークとして歩いたコース、晴歩雨読で書いたテーマ、大学の講義の内容、幼稚園で子どもと見つけた自然などをメモしています。予定を書く手帳から、フィールドノート(野帳)になってきています。

 来年度は、3年間続けてきた数か所の大学の講義は全て終えるので、さらに、野外観察のためのフィールドノートとして手帳を使っていこうと思いました。そこで、今年の手帳より少し大きめの手帳にしました。「きつねTのこぎつねだより」のブログには、生き物を中心に、自然の様子を写真で残しているのですが、変化を見ていくには、細かい記録を野外で書くことも、大切になってきました。地名や人の名前、見つけた自然など、記憶が怪しくなってきているので、後でブログにまとめを書いたりするときのために、現地での事実の記録や、見た時の印象などを書いておく必要があります。特に、写真で記録ができない、思いついたことや、考えたことは、どんどん忘れてしまうので、フィールドノートに記録していきたいと考えています。

 12月17日から、その手帳(フィールドノート)を使うことができます。今年の手帳にも、少しは自然の記録を書いてきたのですが、新年度の手帳は、さらに充実した自然観察の記録の手帳にしていきたいなと思います。