5年日記   2018年12月2日(日)

 

 5年日記を、今年の新年から書き始めています。正確には、2018年から2022年までの5年間の日記ですが、せっかちな私は、昨年末に買った、2017年12月1日から、2018年用の12月1日からの上段の隅に、少しだけ書き始めました。そのため、昨日の2018年12月1日からは、昨年の記録を見ながら、今年の日記を書くことができます。

 今日は町会の一斉掃除だったのですが、昨年も同じ時期に町会の掃除をしたことや、その日の午後、2歳の孫をつれてハーベストの丘に行った記録がありました。また、昨年の12月7日にはこぎつね幼稚園で初霜、12日には初氷を見たことの記録があります。12月から、昨年の記録の下の欄に、今年の記録を書いていくのは、とてもおもしろいと思います。

 かつて50歳になったころ、退職まであと10年なので10年日記を一度だけ買って書き始めたことがありましたが、仕事が一番忙しい頃で、書き続けることが出来ませんでした。手帳がなくては生きていけない時期でした。手帳に予定として書いたことが、全ての記録として残っていくような生活でしたので、手帳と同じことをもう一度日記に書くというような時間はその頃ほとんどありませんでした。わずか3か月であきらめてしまいました。高価な10年日記だったので、もったいないことをしました。日時、曜日が10年分印刷されたものなので、今から使うこともできません。

 今年(2018年)は、大学と幼稚園の仕事はしているのですが、50歳の頃のような超多忙な生活ではありませんので、一年間、日記を書き続けることができました。そして、12月1日からは、昨年書いた記録を見ながら、今年の記録をその下の欄に書いていくことができます。昨年の生活を確認しながら、今年の生活を書き進めるというのは、全く初めての経験です。これまでも、手帳の記録、また、ブログの記録があるので、それを見ると5年日記と同じように昨年の生活と比較しながら書き進めることができるのですが、何か違います。わざわざ昨年の手帳を開いたり、ブログを開いたりすることは、これまでしたことがありませんし、おそらくこれからもすることはないと思います。しかし、この5年日記は、昨年の一年間の自分の動きや感じたことや発見したことが簡潔に書かれていて、さらにその下に書き足していくことになります。 

 私たちの、毎日の何気ない発見や行動は、繰り返す季節や天気に影響されています。そして、毎日の時刻は、太陽の周りを一周する地球の動きによって進んでいます。生活は、地球が太陽の周りを回っていることによって繰り返えされていることが、この記録から感じることができます。太陽が輝き、地球が回って、歴史が一年進んでいきます。これまで生きてきた履歴を読みながら、今年も生きていくということになるのでしょう。