持続力と体力  2018年10月27日(土)

 

 テレビの情報番組で、山岳コース78㎞を走りぬけるトレイルランニングの大会のことを伝えていました。朝4時に出発して、早い人だと午後1時過ぎにはゴールをしていました。9時間から10時間で走りきるのですから、人の可能性は本当にすごいなと思います。60歳代の人も二人参加されていて、二人とも完走されていました。12時間から14時間かけていましたが、山道を走り続けて、78㎞も移動できることに驚きです。私は、今は平地でも一日20㎞も歩くと、もうそれ以上歩けなくなります。山道だと10㎞を越えるとなると、若い頃でも大変でした。山道78㎞を走りきるなんて、本当に驚きです。そのような超人がたくさんおられて、大会が成立しています。

 100㎞ウォーキングの大会もあちこちであるようです。24時間以内に歩き切るというのが目標なのですが、この大会に参加する人たちもすごいと思います。知り合いの人で参加されている人がいるのですが、堺から梅田まで歩いて行き、お昼ご飯を食べて戻ってくるという、30㎞トレーニングをすると言っていました。私も堺に住んでいるのですが、堺から難波へ12㎞は歩くことはこれまで何度かしたことはありますが、往復なんて、まだ一度もしたことがありません。

また、100㎞マラソンも開催されています。その大会記録を調べてみると、一位の人は、7時間半ぐらいで走っています。もし朝6時に出発すると、午後1時半には、100㎞を走り終えているということです。芸能人が、24時間テレビで100㎞を24時間以内に走るイベントを毎年していますが、100㎞マラソンのトレーニングを積んでいる人では、10時間、12時間ぐらいで、走りきる人がたくさんいるということです。

 ダイヤモンドトレイルランは、二上山から葛城山、金剛山、紀見峠駅へと走る山道36㎞のコースです。毎年大会があり、今年も11月にあるようです。昨年一位の人は、そのコースを3時間52分で走っています。約4時間なので、平均時速9㎞で走りぬいています。このような人が、さらに倍の距離の78㎞を9時間から10時間で走るのでしょう。どんな体力、脚力をもっているのか想像がつきません。このダイヤモンドトレイルの山道は、何回にも分けて歩いているので、大変さは分かります。

 健康ブームで、体づくりをしている人がたくさんいます。日々走っている人が力をつけていくと、いろんなことに挑戦していきたくなるようです。各地でいろんなウォーキングやマラソンやウルトラマラソンやトレイルランの大会が開かれていて、参加者がとてもたくさんいるようです。私の今の脚力から見れば、それらの人たちは超人、鉄人なのですが、そんな方々がたくさんおられることに、世間の広さ、人間の可能性のすごさを感じます。持続的な体力作りがないと、このような過酷な挑戦はできません。日々どのようなトレーニングを積んでいるのでしょうか。ネットで少し調べてみると、起伏のある土の道を走る練習をしながら、膝を痛めないということです。舗装道路を長く歩く、走るというのは、やはり膝にはよくないようです。また、無理な距離の練習を続けるのもよくないということです。私も10㎞ほどのウォーキングですが、毎日続くと膝や足腰が痛くなります。一日置きが本当は良さそうですが、一週間に二日は、休息日をつくることも必要であると書いていました。

 足腰を痛めてしまわないように、気をつけて歩き続けたいなと思います。