フィールドワークを復活 2018年10月4日(木)

 

 若い頃は気にもしなかった体力、脚力、筋力が、気にしていないとどんどん落ちていきます。若い時は、筋肉は柔らかく、少し落ちていても硬くなったり、関節が動きにくくなったりしません。まだ体が成長期にあるので、少し活動したり運動したりすると、そのまま筋肉を維持できていたのだと思います。最近は、しばらく歩かなかったり、運動をしなかったりすると、特に脚力、筋力がなくなっていくのを実感します。

 昨日のテレビでは、80歳代の人が、朝から8キロ、昼から10キロ走っていてトライアスロンの大会に参加していることや、90歳代になってもヨガを続けている人のことを伝えていました。これらの人たちのような、ずば抜けたこだわりある運動を続けることは無理だとしても、自分の体を意識的に計画的に維持する運動や体操を続けていかないと、直ぐに動けなくなることが感じられます。年をとってからひと月ほど入院してベッド上で生活をすると、殆ど歩けなくなるのも分かります。今年の夏の2か月間は本当に猛暑で、外に出られない生活をしてしまっていて、体力の減少を感じました。 

 9月になって、やっと午後からでも外を歩けるような気温になったので、再び二日に一度のペースで、10キロ、2時間歩きを始めました。ほぼ2か月ぶりなので、歩きの初日は、足の裏が痛い、足の爪の数本が内出血で黒くなる、スマホをしながら歩いている若者に追い抜かれるというようなトボトボ歩きの状況でした。4、5月頃のよく歩いている時は、ふくらはぎがしっかりしたのですが、猛暑明けの9月にはスラっと細っていました。

 最近10月になって、やっと足や腰あたりの筋肉に張りが戻ってきたような気がします。まだ、絶好調ではないのですが、9月の一か月間、二日に一度はあちこち歩いていて、足に筋肉を感じるようになってきました。昨年7月に膝を痛めていて、3か月間痛くてあまり歩けないという経験をしているので、今も膝をいたわりながらのフィールドワークです。1年経って、やっと正座ができるようになりました。

 膝の治療は半年間ほど続けて、今年の1月にやっと終えました。医者の許可も出て、2月11日からフィールドワークを再開しました。そこで、その日から歩いたコースを記録するようにしました。10月2日で、ちょうど100回目「さんぽノート」の記録ができました。

 099回 家から藤井寺駅までの長尾街道 10㎞

 100回 鶴橋から河内小阪まで      6㎞

 101回 鶴橋駅からJR大正駅まで    7㎞

 昨日の鶴橋駅から大正駅へのフィールドワークは、円形の大阪環状線の東西をつないで歩いたことになります。記録を見ると、2、3月ごろは、東高野街道、西高野街道、伊勢街道などを歩きました。4、5月ごろは、熊野街道、紀州街道を歩きました。9月には、竹内街道、長尾街道、紀州街道の大阪市内を歩いています。これからしばらくは、大阪環状線内の道をあちこち歩き、環状線全ての駅から電車に乗ることを目指そうと思います。何か目的が決まると、しばらくコース設定に悩まないで、道を選ぶことができます。新しい地域を歩くことができます。

 また、歩いたコースや距離、見つけたことを記録していくと、歩き続ける励みになっています。記録は、ノート1ページに、半分は地図で、半分は文章を書くようにしています。001から始めた記録が、8か月で100回を過ぎたので嬉しいです。来年は、2か月間歩けなかった猛暑の夏の歩き方を、少し考えたいです。日の出ごろの早朝に歩き、あとは、涼しい場所を見つけて、本を読んだり、文を書いたりするようにしたいです。